2013年5月9日木曜日

校舎内外のすてきな場所シリーズ(第9回)

校庭から校舎を眺めるとその間にすてきな花壇が2カ所あります。現在はパンジー、ワスレナグザ、チューリップ、デイジーなどの春の花が咲き誇っています。子どもたちの遊び場に近く、きれいな花が心を和ませるすてきな場所です。しかしこの花壇は、「人権の花」が育てられる花壇であることを知りました。
本日(5月9日)、おおい・小浜人権擁護委員協議会様から「人権の花苗」等をいただきました。マリーゴールド2色、サルビア、ブルーサルビア、ナデシコ苗それぞれ50株と培養土、プランターです。人権擁護委員協議会からは毎年「すべての人に思いやりの心」を持ってもらいたいという願いを込めて「人権の花」をいただいているそうです。
来校いただいた宮本委員さんは、佐分利小学校第23代校長を務められた方で、現在使用している新校舎ができあがった時代の校長先生とお伺いしました。誰よりもこの学校、校舎、地区、子どもたちを大切にされてきたことが言葉の端々から伝わってきます。この花苗が育ってきれいな花を咲かせるのと同じように子どもたちの心の中に思いやりの心が大きく育って欲しいという気持ちが強く伝わってきました。
贈呈式には児童会の役員の皆さんが参加しました。児童会長は、渡された花の苗を受け取り、力強く「大切に育てます!」と宣言しました。この苗が花壇に植えられ、大きく育つのと同時に子どもたちの心に命や自然の大切さなど思いやりの心も大きく育って欲しいと願う1日となりました。校庭の横にある花壇が、さらにすてきな場所として輝いて見えました。