2013年5月29日水曜日

地域探訪シリーズ(第6回)

今回は、神崎地区の紹介です。県道1号線の案内板には(kozaki)と記されており「こうざき」と呼ぶようです。この地域は、佐分利小学校がある鹿野地区より下流に位置します。南側の山から流れてくる佐分利川支流の神崎川周辺に発達した集落です。
県道1号線からみると集落はかなり奥にあり、神崎川の谷は深いことがわかります。この辺では珍しく大麦の畑がありました。まさに麦秋の季節です。写真では見えにくいですが、奥に広がる地域が神崎地区です。
入り口の広い道沿いには、地区の看板がありました。この日(5月26日)は晴天続きのせいか空気がかすんでいて遠くが見えにくいですが、看板の横にかすかに見えるのが佐分利小学校です。直線距離にするとおよそ1.5km強です。現在神崎地区からは1年生が1名だけ通学しています。この1名は、万願寺地区の児童と一緒に登下校させてもらっています。、一度県道1号線を渡って、佐分利川北側の道を歩くため、通学距離は2km以上となります。
甘い栗の花のにおいを楽しみながら、細い旧道を通って集落に入りました。集落の一番奥には、熊野神社がありました。またその左隣にある建物は、薬師堂と呼ばれているようで、大飯秩父三十四札所の第十六番札所となっているようです。謂われや歴史はあまり知りませんが、この地区も古くから脈々と受け継がれた文化や風土が息づいている土地なのだろうと感じました。