地域探訪シリーズ第3回は、久保地区です。佐分利川上流に位置し、子どもたちが徒歩で通学する地域の中で最も遠い地区のひとつです。ここからは、6名の児童が通っています。舞鶴若狭自動車道の高架の下をくぐってさらに上流に遡り約1.5km。集落が見えてきました。
集落は、佐分利川支流の久保川沿いにあります。集落の最も上には、久保おしゃか堂がありました。現在は集落センターに使われているようです。田んぼの周りには、大人の背丈ほどの鉄線で覆われていました。農作物を獣害がら守る役割をしているようです。
集落の中央あたりの久保川沿いに祠が見られました。熊野神社と呼ばれているようです。狛犬の表情がわからないほど風化が進んでいました。かなり古い時代から祭られている由緒ある神社のようです。このような清流と歴史のある地域で久保の子どもたちは育っていることがわかりました。