2014年7月22日火曜日

教育キャンプ(2日目)アーカイブ

2日目 6:00   目覚めると、昨晩の雷雨が嘘のように穏やかな朝となっていました。天気予報のレーダーでは、雲がかかっているはずですが、田烏は晴天で波も静かです。早速男子は、浜に出て昨日のキャンプファイヤーの後始末に取り掛かりました。朝の支度に忙しい女子に配慮し、「男は黙って仕事!」とつぶやきながら、力を合わせて後片付けに汗を流しました。   
2日目 7:00   昨日から宿泊していた4団体が一同に会して朝の集いが行われました。国旗や校旗を掲揚し、各団体の紹介などを行いました。今回のメインイベントであるカッターができるかどうか心配でしたが、この時点では快晴で海は静かです。
2日目 7:30   朝食もバイキング形式です。朝の健康状態を見ると、体調をこわした児童は一人もいず、元気にもりもり朝食を食べていました。その後掃除を行いました。少人数で広いエリアが割り当てられているので大変ですが、普段から広い範囲の掃除を行っている佐分利小学校の児童は手慣れたものです。来たときより10倍きれいになったように思います。
2日目 9:00   天気は快晴、微風。カッター日和です。予定どおりカッター体験を行うことにしました。24人乗りのカッターは、児童21名教員3名で丁度の人数。児童たちは、救命胴衣を付けてカッターに向かいます。 
事前に艇長からたくさんの説明があります。一歩間違うと命の危険があるだけに、説明は厳しく児童たちも真剣に聞き入っていました。艇長の「1!」という号令に合わせて、「そーれ」でオール(櫂)を引きます。24人が心をひとつにしたにと船は進みません。時間が経つにつれ、景色を眺めている余裕を無くし、必死に漕ぐことが続きます。汗が噴き出します。
往復約1時間の航程でしたが、ペットボトル2本分では足らないくらいの汗が噴き出しました。大変厳しいカッター体験でしたが、やり遂げた後の爽やかな気持ちが、児童の表情にも表れているように思います。このカッターは、ヒトでしかできない共同作業です。協力することの大切さを実感できたのではないかと思います。
2日目 11:40   船を降りてのかき氷は格別です。潮風が心地よい大階段にてカッター体験の疲れを癒しました。その後昼食をいただきました。マーボー丼がメインでしたが、児童たちは辛いのは苦手ということで、マーボー丼の汁をかけない子も多くいました。
2日目 13:40   1泊2日の教育キャンプが終了しました。退所式では、2日間の出来事を振り返りました。寝食を共にして、カッターで協力することの大切さを体験した児童たちには、9月に予定されている体育大会を全員の力で成功させてもらいたいの願います。何より無事に予定どおりの活動ができてホッとしました。