今回は,文化委員の6年生2人が「あしなが」という本の読み聞かせをしてくれました。
<お話の内容>
すらりとした美しい犬『あしなが』は,のら犬たちから嫌われていました。
「でっかい家にすんで,すごいごちそうたべてるんだって。」
「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
かっこいいけど,さいていのやつ――。
のら犬のケンは,みんなのうわさ話を信じて,あしながのことをそう決めつけていました。ところがある日,あしながの本当の姿を知ったケン。その時,ケンの心の中で何かが変わり始めました。そして――。
文化委員の2人は,委員会活動や朝の時間を利用して一生懸命練習に取り組み,気持ちを込めて読み聞かせをしてくれました。落ち着いた語り口で,子どもたちも本の世界にひきこまれている様子でした。
人権週間は終わりましたが,またひとつ,人権について考えるよい機会となりました。
<子どもの感想より>
・わたしはやっぱり人を見た目で判断してはいけないなと思いました。
・うわさはすぐに大きくなっていくので,うわさをやめようと思いました。
・いじめはしてもされてもいやなことだと思いました。
・ケンが本当のことを話しても,仲間たちは前からあしながのことを悪く言っているので,信じてくれ
ないかもしれないのに,勇気を出して言っているところがすごいなと思いました。
真剣に聞いています。 |
落ち着いた語り口で語っています。 |
感想も発表しました。 |