2014年11月20日木曜日

山へ調査に行きました!

 4年生は,総合的な学習の時間に「佐分利のじまん」というテーマで佐分利川の調査をしてきました。
 川上地区で佐分利川の調査をしたときに,山の方から水が流れてくる様子を見て,山についても調べてみたいということになり,今回,NPO法人森林楽校・森んこの萩原茂男さんに御協力いただき森林楽校の山の見学をさせていただきました。

 はじめに,山を守るための仕事について話をお聞きしました。山を守るためには間伐することが必要だということや間伐の仕方について教えていただきました。



 お話を聞いた後,早速山に入りました。子どもたちは,安全のために長靴をはきヘルメットをかぶり軍手をはめて登りました。腕につけた熊鈴をみんなでりんりん鳴らしながら急な山を登っていきます。軽快な足取りでぐんぐんと登っていきます。


 「木にテープがはられているのはなぜでしょう?」という萩原さんの質問に思い思い考える4年生。動物が木の皮をはがしてしまうので,その防止のためだということです。山に入ると「空気が気持ちいい」「落ち着く」「静か」という言葉が子どもたちから自然に出てきました。


 山の大切な仕事として萩原さんが実際に間伐するところを見せてくださいました。4年生は,離れた場所から見学させていただきました。静かな山に「ウィーンウィーン」というチェーンソーの音が鳴り響き,一本の大きな木が切られました。見事に木が倒れた時には,子どもたちから自然に拍手がおこりました。大迫力でした。
 切った木の年輪を数えると52才!自分たちのずっと先輩だということに驚いていました。

1・2・3・・・・・外側にいくほど年輪と年輪の幅が狭くなり数えるのが大変!

 社会でも「山は緑のダム」という学習をしましたが実際に湿っている地面を触り,山が水を給水し保っているということを感じることができました。また,きれいな川を保つために山が大切だということ,その山を保つための林業という仕事についても知ることができました。今までの活動をまとめて表現タイムで発表したいと思います。