津田さんには昨年の人権集会にもおいでいただき,心温まる絵本の読み聞かせをしていただきました。今年は,新田さんにも入っていただいて,絵本に合わせた音楽を演奏していただき,「音と映像の読み聞かせ」が実現しました。
読んでいただいた本は,「しろおうさまとくろおうさま」「最後の一葉」「世界はいったいだれのもの?」の3冊です。「しろおうさまとくろおうさま」は,嫌いだと思っていたものが好きになるお話で,きらめく場面がたくさんあるきれいな絵本です。「最後の一葉」は,親世代が子どもの頃,道徳の副読本に載っていた最後に1枚だけ残ったツタの葉のお話です。そして,「せかいはいったいだれのもの?」は,動物の子どもたちの「せかいはいったいだれのもの?」という素朴な問いにそれぞれの親が答えていくお話です。
いずれも,音楽とともに子どもたちの心に響く素敵なお話で,お話が終わった後に発表した子どもたちの感想も,とてもあたたかいものでした。