2014年11月21日金曜日

出前理科実験教室(5年生)

今日は、午後から出前理科実験教室があり、5年生7名が参加しました。昨年度は静電気に関する実験だったそうですが、今年は今年度一気に注目度を増したLEDを使った実験です。最初は、先に開発されていた赤色と緑色のLEDに加えノーベル賞受賞となった青色LEDの開発がどれだけ大切だったのかの説明がありました。
光の三原色の原理は、児童たちにとっては少し難しかったようです。次に7班に分かれ、光に関する実験を行いました。佐分利小学校は7名で全員各テーブルに一人ずつとなったせいか、緊張して余り実験が出来なかった子もいました。実験の最後は、フルカラーLEDを使った回路づくりです。LEDの中に組み込まれたICチップが電流を制御し、赤・緑・青・白と変化していくものでなかなかの優れものでした。
次にバスに乗って大島地区犬見にある若狭おおい太陽光発電所に行きました。いつもの7人に戻って、子どもたちの表情も穏やかになり、楽しく見学できたようです。
この太陽光発電所は、出力500kwで年間約50万kwhの電力量を供給でき、それは150軒分の年間使用量に相当するそうです。エネルギーは直接は目に見えないものであり、概念形成はとても難しいですが、このような体験を通してまず感覚的に理解するところからスタートして欲しいと思いました。