2014年11月26日水曜日

点字体験(4年生)・車いす体験(5年生)

昨日の6年生に続いて本日は4年生と5年生が福祉体験活動に取り組みました。4年生は、点字体験です。最初に、点字に関する基礎知識を学びました。6つの点をうまく組み合わせて50音の文字を表現します。
次に専用の道具を使って、実際に点字を打ってみます。児童たちは、50音と点字との対照表をもとに、1字1字丁寧に点字を打っていました。結構力がいるらしく、手で触って分かるくらいに強く点を打つことを指導されていました。最後に自分の名前を点字で打って、点字で書かれた名前をシールにしてもらいました。
体育館では、5年生が車いす体験を行っていました。車いすの基本的な構造を学んだあと実際に乗ってみます。最初は、足の力が弱い車いす利用者を想定して、正座で車いすに乗り、腕の力だけで直進したり曲がったりしてみます。車いすで歩行することがいかに大変なのかを学んだようでした。


次に段差がある場所を想定してマットの上に乗る体験をしました。小さな段差でも車いすでは乗り越えにくいことが分かったようです。短い時間での体験活動ですが、素直な心を持つ小学生段階での体験で、街の見え方や障碍のある方への接し方など心の奥底に何かが残ることを期待したいと思います。