7月19日から20日にかけて、教育キャンプが実施されました。参加したのは5年・6年の児童28名で、場所は三方青年の家です。終業式を終えた19日の午後、再び集合して、バスで三方青年の家に向かいました。最大の目的は、共同生活を通して協力と奉仕の精神を養うことです。さっそく、なかよし班(縦割り班)が協力してカレーづくりを行いました。具材を切るグループ、ご飯を飯ごうで炊くグループ、かまどで火をおこすグループに分かれましたが、思った以上に手際よく協力してどの班もおいしいカレーができあがりました。
そのあと体育館で、キャンドルサービスを行いました。最近は炎をじっくり見る機会が少なくなりましたが、真っ暗な中で炎をじっと見ると、神聖な気持ちになるものです。約140万年前、人類が初めて火を扱うようになってから刻まれた記憶が甦るものなのでしょうか。
5年生は、丸木船体験を行いました。2名ひと組で丸木船を模した船を操ります。最初は船のコントロールが難しく、思った方向に行けない組もありましたが、全員がはらはらどきどきしながらも、楽しく湖上を丸木船で航行することができました。全員が元気にキャンプを終了できたこともお互いに気配りしながら協力できたからだと思います。子どもたちにとってよい思い出となった体験活動になったのなら嬉しいです。