昨日、読み聞かせ活動で読んでいただいた「そらまめくんのベッド」のお話に出てきた「ふわふわしたベッド」のイメージがわかないだろうということで、本日、本物のソラマメを用意してもらいました。ソラマメのさやを見た瞬間、「でかい」「ながい」と大はしゃぎ。2日前に行ったさや取り体験の経験を生かして豆をむきました。上手にむけた子もいる一方、その大きさに苦戦してる子も。むき終わった子から歓声が!「ふわふわベッドや」。さやの内側の白い部分を触って感触を確かめていました。
せっかく豆をむいたので、子どもたちの「食べた~い」の声に応えて、豆を塩ゆでに。まずはにおいをかいでみます。「さっきはくさかったけど、こんどはおいしいにおい」という声。本日の給食には、2日前にむいだエンドウを使ったエンドウご飯は控えていることで、ひとり1個だけ食べることにしました。
一口で食べてしまう子、少しずつ大切に食べる子。食べ方にも個性が出ます。「給食まで少しずつ食べたい!」という意見には、3・4限の授業があるため、却下されました。取り立てのソラマメは、香りがよくとてもおいしいです。
給食の時間は、2日前にむいたエンドウがエンドウご飯として出されました。「みんなでむいたまめなのでおいしい~」いつも以上においしい給食を堪能しました。子どもたちがむいた豆が2日後に給食にでてくる、読み聞かせには豆に関連した題材を使う、そのときイメージがわかなかった「ソラマメくんのベッド」を知るために、本物の空豆を用意する、食べたいの意見にすくに応えて、塩ゆでのソラマメを用意する、など一連の流れは、その時々で出てきたアイディアをすぐに実行したものです。この一連の活動が、子どもたちの心の奥底に響くものになってくれれば幸いです。