教育実習生を迎えて1ヶ月、本日で最終日となりました。気がついてみれば、この1ヶ月で学校の貴重な戦力として、あらゆる場面で活躍していただいたことに気づきます。休み時間の子どもの遊び相手から、球技大会での指導、もちろん授業づくりもです。火曜日にはALTとともに英語でのゲームや歌、ビンゴなど楽しい活動をつくりあげてくれました。
昨日、本日と引き続き白川文字学の授業を行ってくれました。また社会科の授業でも、すべての県の地図を用意するなど教材研究を全力で取り組んでいたことが分かります。我々プロの教師も見習わないといけないこと、忘れていた感覚を思い出さなければならないことなど学ぶ点が多くありました。おそらく睡眠時間を相当に削ってがんばったのでしょう。
本日は最終日ということもあり、お別れ会がありました。指導担当の先生の粋な計らいで、これまでの4週間を写真とビデオをつないだ番組が披露され、実習生と子どもたちが楽しく視聴しました。子どもたちのアドリブの劇も披露され、会はクライマックスです。最初は笑いもありましたが、だんだん別れの時間が近づくにつれ、先生と子どもたちの目に涙が。感動的なひとときでした。
最後に、実習生から一人ひとりにメッセージ帳が配られました。子どもたちひとりひとりに手書きの似顔絵とその子のよいところが綴られたメッセージです。子どもたちにとっても実習生にとっても忘れることができない一場面となりました。実習生は、この4週間で、教員になりたいという気持ちをさらに高めてもらったようです。是非難関の採用試験を突破して、我々の同僚として再び子どもたちの前に立ってもらいたい、そう願いました。