３学期も残り２週間余りとなりました。来週には卒業式を控え、学校はラストスパートの時期に入ってきました。３限目は、３・４年生が鉄棒の授業をしていました。鉄棒検定カードには、２０種類の鉄棒技が載っていて、自分ができた技には色鉛筆でマークがしてあります。
新たな技にチャレンジして、検定試験に合格すると「できた」ことが認定されます。私自身、３年生の時、逆上がりの練習をしていてある日スッと体が持ちあがり、鉄棒の上にいる自分に驚いた記憶が今でも残っています。周りの状況まで克明に覚えているため、そのときはよほど嬉しかったのでしょう。
鉄棒は不思議と一度できた技は、次からは普通にできるようになることが多いものです。技は、体の各筋肉が統一して一定の動きとして調節できたとき成功するもので、なぜできたのかは自分で説明ができません。だから、教えることもなかなか難しい競技です。何度も練習をして克服するもので、その感覚をあらゆる場面で生かしてほしいと思います。
