今日のICTサポーター来校日に合わせて、4年生は、新しく入ったタブレットを使って、社会の調べ学習を行いました。タブレットは初めて使うので、最初は基本的なことから学びます。電源の入れ方、タップ、ダブルタップ、ピンチイン、ピンチアウト、フリックなど基礎操作の練習です。児童たちは、言葉は知らなくても保護者のスマートフォンを触ったことがあるようで、すぐに慣れました。
次に地図アプリを使って基礎操作を使って検索します。最初は、地図から佐分利小学校を見つけ出します。目的地あたりをフリックでディスプレイの中央に移動させ、ピンチインで拡大していきます。最初は、縮尺の感覚が身についていないため、なかなか探すことができませんでしたが、そこは子ども。すぐに慣れ、学校近くの自分の家も探し出して歓声をあげていました。タッチひとつで写真にも切り替わるため、自分の家の上空から撮られた写真を見てビックリしていました。
次のミッションは、東京ディスニーランドを探すことです。東京都と千葉県の間で東京湾に面しているところというキーワードをもとに、競争するように探しました。最初グーグルアースが出たときは、宇宙から撮影された実際の写真を拡大、縮小できることに驚きましたが、今では地図のある地点から見えるストリートビューを部屋にいながら見ることができる時代となり、子どもたちは、それが当たり前の時代を今生きているのです。
次は、社会の学習として自分が調べる内容をインターネット上で検索する方法です。キーワードをスペースを入れて並列に並べると調べたいことに近い情報が上位に検索されます。今日は児童がそれぞれタブレットで検索している情報を、バイシンクというソフトによって電子黒板に写しだし、情報を共有化することも行いました。児童のタブレットと電子黒板が相互に情報の交換ができるソフトです。すごい技術ですが、児童たちは当たり前のようにそのシステムを受け入れ、すぐに順応する姿は、「21世紀を生き抜く」現代人としてたくましく思いました。