松谷みよ子さんの作品は,3年生の国語の教科書に「ばけくらべ」,4年生の教科書に「茂吉のねこ」が掲載されています。
子どもたちは小さい頃から「いないいないばあ」をおうちの方に読んでもらったり,自分でも読んだりしてよく知っているようです。
今日は,1年生の子どもたちの間でも『いないいないばあ』の作者の人が亡くなったことが話題になっていました。
1年生の教室には「いないいないばあ」と「花いっぱいになあれ」が,2年生の教室に「龍の子太郎」が置いてあります。
そこで,1年生の帰りの会で「花いっぱいになあれ」の本を読みました。
~子どもたちが花の種をつけて飛ばした赤い風船が,山の中にいるきつねの子のもとに落ちます。それを拾ったきつねの子は,初めて見る風船を「赤い花」だと思い込みます。~
きつねの子のやさしさや可愛らしさが本から伝わって,温かい気持ちに包まれました。
松谷みよ子さんの作品は,学校の図書室にも「ちいさいモモちゃん」のシリーズや,昔話など多くの作品がそろっています。この機会に松谷みよ子さんを偲んで,たくさん本を読んでほしいと思います。