5年生は、総合的な学習の時間を利用して米づくりについて色々調べてきましたが、その集大成として本日、刈り取ったわらを使って作るしめ縄づくりにチャレンジしました。学校田での稲作でもお世話になった山本修さんを講師にお迎えし、準備いただいた稲わらを子どもたちに配りました。最初は、稲わらを2本ペアにしてそれを10束用意します。その10束を半分に分けて手のひらで綯っていきます。山本さんは2束の稲わらを交互に綯いながらさらにその2本を編んで縄にしていきますが、見るのとやるのとは大違い。最初は全くできません。しかしさすがは子どもたち。山本さんが個別に指導していくと徐々に綯うコツをつかめてきたようです。およそ1時間ほどで、ひとり4本の縄を編むことができました。今度は、できた縄を2本束ねてしめ縄の形に仕上げます。2本の輪を重ねるものと2本の輪を左右に広げるタイプの2種類のしめ縄ができあがりました。昔の人は、稲刈りが終わると稲わらを乾燥させて、冬の間しめ縄などのわら細工をしていたのでしょうか。子どもたちは、1時間の作業でも腰が痛くなることを経験することで、昔の人の生活を感じ取ることができたようです。最後に笑顔で記念写真をとりました。作ったしめ縄をそれぞれの家庭に持ち帰り、お飾りすることで、素晴らしい新年を迎えて欲しいと思いました。