2014年10月3日金曜日

若狭さとうみハイウェイで社会見学へ

今日は,社会見学に行きました。

今年は,嶺北まで高速道路がつながったため,低・中・高学年に分かれて,各学年の学習と関連した目的地に見学に行きました。それぞれの場所で楽しい思い出を作ることができました。

<低学年>

1・2年生は,「エンゼルランドふくい」へ行きました。バスの中では,2年生がクイズやゲームなどを準備し,1年生を楽しませてくれ,バスに酔う児童もいませんでした。
「エンゼルランドふくい」では,午前中は雨天のため室内での活動になりましたが,モンゴルのゲル(伝統的移動式住居)など普段見ることのできないものを見たり,プレイザウルスなどの遊具で遊んだりして,楽しく時間を過ごすことができました。また,サイエンスショーでは,目の前でロケット発射の実験を見せていただき,科学の不思議に触れることができました。

昼食後は,雨が上がり,外の遊具でも遊ぶことができ,さらに楽しい時間を過ごすことができました。


<中学年>

 3・4年生は,越前和紙の里,西山公園,うるしの里会館へ行きました。
越前和紙の里では,紙すき体験をしたり和紙職人の方が紙をすくところを見せていただいたりしました。紙すき体験では,自分ですいた紙に押し花や落ち葉をおいたり,色をつけたりして思い思いの作品に仕上げることができました。職人の方から,紙の原料など和紙のひみつについて丁寧に教えていただきました。

 あいにくの雨だったため,お弁当を岡本公民館でいただいてから西山公園に行きました。西山公園内の動物園での一番人気は,テナガザルでした。テナガザルの木から木へとうつるダイナミックな動きと人間のような鳴き声に子どもたちはくぎつけでした。

 うるしの里会館では,うるしについてお話を聞いたり,うるしぬりの山車を見せていただいたり,職人の方が絵付けをしているところを見せていただいたりしました。うるしには,防水やボンドの役割があるということを知りました。

越前和紙の里とうるしの里会館は,4年生の社会科の福井県の副読本「郷土の生活」で学習します。今回の社会見学を学習に生かしていきたいと思います。




<高学年>

 5・6年生は福井県庁・福井県警・福井新聞社の見学に行きました。

 福井県庁では,最初に,総合防災センターの見学をさせていただきました。そこは県内で災害が発生した時に会議が開かれる場所です。実際にその席に座らせていただきながら福井の歴史や防災についての説明をお聞きしました。次に,知事応接室と貴賓室の見学をさせていただきました。そこは県庁に来られた大切なお客様と知事さんがお会いになる部屋です。立派なソファーに座らせていただき,ちょっぴり緊張気味でした。そして,この後,西川知事さんが,お忙しい中,私たちの所に来てくださり一緒に写真撮影をしてくださいました。

 次に,福井県警に見学に行きました。
県警では,担当の方に警察の仕事について説明していただいた後,通信指令室や交通管制センターの見学をさせていただきました。県内の110番電話が全てここに届き,ここから指令がいくことや,交通情報が集められ,ラジオによる交通情報が発信されていることなどを教えていただきました。また,警察官の使う白バイや警察手帳,手錠,警棒等も見せていただきました。

 最後は,福井新聞に見学に行きました。
まず,DVDを視聴し,新聞が届くまでの一連の流れを学習しました。その後,実際に新聞の印刷から折りたたみ,梱包,配送までの様子,編集室での作業の様子を見学させていただきました。また,NIE(教育の中に新聞を取り入れていこうとする取組)担当の方から,新聞を読むことの大切さや新聞の役割,新聞の見方等についてお話しいただきました。

 このように,5・6年生は3か所でとても丁寧な説明をいただき,充実した学習をすることができました。明日の新聞に5・6年生の写真が掲載される予定です。お楽しみに。