2014年5月19日月曜日

作文発表会(朝活動の時間)

本日の朝活動の時間に今年度初めての作文発表会を行いました。この作文発表会は、コミュニケーション能力を育てる活動のひとつで、子どもたちそれぞれが書いた作文を全校児童の前で発表する機会を与えるものです。発表者は、相手に思ったことや考えたことを魅力的に伝わる作文を工夫して、大きな声で堂々と発表します。
また、聞き手の方は、話し手の作文内容を聞いて近くの人と相談する中で考えをまとめ、話し手に感想や意見を返してあげます。聞いた内容を頭の中でまとめ、全校児童の前で自分の感想や意見を発表することは、児童にとってはなかなか難しい作業です。発表者は、全員が必ず一度は発表する機会が与えられるよう計画されています。
1年生は、この作文発表会は初めての参加でした。本日の発表者は、2年生、4年生、5年生でした。高学年になるにつれ、難しい表現で気持ちを表しているので聞き取ることも大変です。考えをまとめる相談の時間は、教員が児童の発言をうまく引き出しています。
作文発表会を運営している児童会執行部の人が、感想等の発表を求めると、各学年とも多くの児童が手を挙げて自分の考えを発表していました。初日に1年生も一人、自分の感想を発表することができました。今年は、単なる感想や意見だけでなく、表現の巧さや作文の構成の工夫などについても意見が発表できることを目指して指導していく予定です。