今日1年生は、おじいちゃんやおばあちゃん、地域の方々をお招きして伝承遊びの体験を行いました。生活科の学習として毎年行われています。本日は、大雪の中5名のおじいちゃん、おばあちゃんが講師として佐分利小学校にお越しいただきました。家庭科室の和室できちんと正座してまずはごあいさつです。
そのあと、お手玉、あやとり、おはじき、コマ回しの4つの伝承遊びを習いました。全員がすべての伝承遊びを体験するために、2~3人の4つのグループに分かれて、ローテーションで回ります。お手玉では、最初難しくてなかなか続けることができませんでしたが、徐々にコツをつかんでできるようになってきました。子どもたちは、うまくキャッチしようと必死でした。
あやとりは、これもまた難題です。最初の形ができるまで、一つ一つの指のかけかたから丁寧に教えていただきました。子どもの頃難なくできたような記憶がありますが、本当はひとつひとつ上級生から教わって少しずつできるようになったものなのでしょう。指先の細かい動きなどあやとりによって身につけてきたのかも知れません。
おはじきは、まずルールを教えていただき実際にゲームを行います。子どもたちは、力の加減が難しく強かったり弱かったりと思ったようにはいきません。このような遊びをとおして、微妙な指先の力加減を覚えていったのでしょうか。
コマ回しは、となりの生活科室で行いました。コマのまき方から回すコツなど手取り、足取り教えていただきました。子どもたちはコマを真横に回転させることに苦労していましたが、全員が一回は成功して大満足のようでした。中には、おじいちゃんと変わらないくらい上手な子がいて、難しい技にチャレンジしていました。家でよく遊ぶそうです。子どもたちと遊ぶおじいちゃん、おばあちゃんも童心に帰ってとても楽しそうでした。「3歳若返った」と言ってくださいましたが、お忙しい中、貴重な時間をいただきとても感謝しています。ありがとうございました。