2013年9月9日月曜日

4年生が福井こども環境教育フォーラムに参加しました

4年生が9月8日、越前市文化センターで行われたSATOYAMA国際会議2013のオープニングにあたる福井こども環境フォーラムに参加しました。佐分利小学校は、ポスターセッション校として、県下小学校15校のうちの1校としての参加です。4年生はこの日の発表まで、総合的な学習の時間を利用して佐分利川と人々のくらしについて様々な調査活動を行ってきました。
オープニングでは、7月18日に行われた間原橋下流でアユなどの魚を調査したときの写真がフラッシュ画面として使用されていました。開会セレモニーの後いよいよポスターセッションです。佐分利小学校は、2階の一角が割り当てられました。30~40人の前でいよいよプレゼンの開始です。
最初は緊張してうまくできないかも知れないと思っていましたが、子どもたちは、堂々と大きな声でプレゼンを行うことができました。7人のチームワークもバッチリです。写真は、山の下草や枯れ草が、自然のダムになっていることを萩原さんにお借りしたモデル実験器具で説明しているところです。
土を焼く実験では、山の土に多くの有機物があり、焼くと黒く焦げるのに対し、グラウンドの土は、有機物が少なく焦げないことをパネルを使って説明しています。このようなプレゼンを見る人を変えて2回行いました。2回目は、1回目より笑顔を作ったりするなどより上手に行うことができました。また質問にも堂々と答えることができました。
アップルのジョブズ氏や今回決定した東京オリンピック招致でも、プレゼンテーション能力というこれまであまり注視されてこなかった能力が21世紀を生きる上で大切な「学力」であることが認識されつつあります。そのことを考えると、環境や里地里山の大切さを学習したことと同じくらい、今回ポスターセッションでプレゼンを行った経験は貴重だったように思います。
他の学校も様々な工夫を凝らしたプレゼンテーションを展開していました。子どもたちの「表現する力」は、私たちの子ども時代から考えると飛躍的に伸びているように思います。今回の一連の学習やその発表をやり遂げた笑顔は、とても輝いて見えました。