2013年9月18日水曜日

台風18号の爪痕

9月16日に日本列島を縦断した台風18号の爪痕が、佐分利地区にも残っていました。佐分利川は、堤防の草が、濁流によってなぎ倒され、茶色に変色していました。佐分利地区は佐分利川の上流にあるため、堤防にはまだ多少の余裕はあったものの、一時はかなりの高い水位で危険な状態にあったことが読み取れます。
子どもたちが通学で使う佐分利小学校前の橋の橋脚にも流れてきた流木などが絡みついていて、流れの激しさを物語っています。学校には大きな被害はありませんでしたが、自然の猛威には、人間は為すすべがないことを思い知らされたように感じます。
写真は、佐分利小学校から約200m上流にある小車田川の様子です。小車田川は、上流は綺麗に川底が見えますが、佐分利川と合流する下流では、流れてきた土砂が溜まり、橋に迫っていました。もう少しで水流があふれ出すところまできていたことが分かります。この橋は、児童が毎日通学で使用しているものです。本日、ほぼ全員(1名欠席)登校できていたことが何よりの救いでした。