2013年7月24日水曜日

交通安全子供自転車大会で佐分利チームが優勝しました

昨日(7月23日)、サンドーム福井で開かれた第48回交通安全子供自転車大会に6年生の女子4名が参加し、見事に団体優勝を勝ち取りました。この大会は、子どもたちに自転車を安全に運転するための知識や技能を身につけてにもらおうという目的で、県交通安全協会と県警が主催し毎年開かれているもので、今回で48回目という歴史のある大会です。
競技は、筆記による学科テストと実技があり、実技も安全走行と技能走行の2種類があります。団体の部は、県内11地区から50名の小学生が参加しました。佐分利小学校の子どもたちは、この日のために6月14日から約25回にわたり、学科の勉強や実技練習に取り組んできました。午前の筆記テストは特訓の甲斐あってか、満足する出来だったようですが、難関の技能走行では、普段の練習通りとはいかず、ミスが出て満足する走りが出来なかったようです。
いざ本番に練習通りの成果を発揮することは、いかに難しいかということを体験できてよい勉強になったという話をしながら、結果待ちました。3位「鯖江市片上小学校」、2位「敦賀市中央小学校」と表彰が進み、優勝校の発表がありました。「団体優勝校は、おおい町立佐分利小学校!」とアナウンスされたとき、本人たちは何が起こったのか分からないようでぽかーんとしていました。それでも、盾や優勝カップを手にすると実感がわいてきたようで、表情も徐々に和らいできました。
結果を聞くと、筆記テストは4名中3名が満点で、残り1名も1問ミスしただけでした。また、安全走行でも1名満点の児童がいて、技能走行以外は圧勝だったようです。学校が終わってから毎日2時間近く練習した努力が今回は結果として表れました。辛い準備期間があっての優勝ということで、子どもたちにとって一生の思い出となったのではないかと思います。
優勝したチームは、8月7日に行われる全国大会に出場することができます。これから何日か練習する時間が残されています。また、辛い練習が待ち受けていますが、それを乗り越えて、今回本番で出せなかった技能走行のベストを出せるように準備してもらいたいと思います。