2013年11月29日金曜日

緊急避難訓練

本日、全国で実施された全国瞬時警報システム(Jアラート)の緊急地震速報訓練に合わせて避難訓練を実施しました。6月14日にも避難訓練を行いましたが、今回は初めて児童にも担任の先生にも知らせず、より本番に近い形で行いました。
10時15分は、本校では2限目が終了する時刻で、教室以外の授業のクラスや授業が終わって廊下に出ていた児童もいました。Jアラートのアラームは、教室ではあまり聞こえず、気づいていない児童もいました。校内の緊急放送で「その場でしゃがんで自分の体を守りなさい」の放送が入ると、教室にいた児童は、6月で練習したとおり机の下に潜り込む姿が見えました。
 
その後、教室に保管してあるヘルメットをかぶり、体育館へ避難です。低学年は手間取ると予想しましたが、意外とはやく、ちゃんとヘルメットをかぶって避難できてました。6月に学んだ「やくそく」を守ることができた子がほとんどで、児童の自己評価も高かったのはよかったと思います。訓練をじっくり振り返り、問題点を洗い出して、「いざ」というとき全員の命が守れるように準備したいです。

2013年11月28日木曜日

手話を教えてもらいました(1・2年生)

 本日は,1・2年生が福祉体験を行いました。小浜の手話サークル「八百姫」から,3名の方々に来ていただいて,耳の不自由な方とのコミュニケーションのとり方について,教えていただきました。

 初めに,「おはよう」や「ありがとう」など,いろいろなあいさつの手話を教えていただきました。「朝だから枕をとって,人と会って,おはようございます。」などと意味を教えていただくと,覚えやすくなりました。
 

 
次に,「カメラ」や「バナナ」などの言葉を身振りで伝えるゲームをし,後でその手話も教えていただきました。

 手話や身振りの他にも,耳の不自由な方とのコミュニケーションの方法は,筆談,口話,空書,指文字などがあるそうです。「指文字は時間がかかりますが,手話だと早く伝えることができるので,たくさんの人が手話を覚えてくれるとうれしい」とおっしゃっておられました。帰りには,早速,「ありがとう」「さようなら」「おねがいします」などと,友だち同士であいさつをしあっていました。





2013年11月27日水曜日

収穫祭!わっしょい!!

 今日は、子どもたちの待ちに待った収穫祭でした。収穫祭は、学校の畑で採れた野菜や田植え体験をさせていただいた田んぼでとれたお米を頂き、佐分利のめぐみに感謝するという祭です。そして、日ごろお世話になっている地域の方をお招きし、感謝の気持ちを伝える機会にもなっています。
 
 

 2年生のおみこしで祭が始まりました。「わっしょい!わっしょい!」という元気のよい声とともにハッピを着た2年生が手作りのおみこしを担いで登場しました。おみこしは、折り紙で作られた野菜が飾られ、おととしの2年生から受け継がれている「トットリー」ちゃんが一番上にのせられています。とてもかわいいおみこしでした。

 
 
 次に、5年生のお米の研究の発表がありました。お米の歴史や種類、都道府県別の生産量、育て方など総合的な学習の時間で調べ学習したことをクイズを交えながら発表しました。お米の種類が300種類もあるということに驚きの声が会場から聞こえました。昔は、田起こしに牛をつかっていたということを、実際に劇をして説明してくれたので低学年の子どもたちにとても分かりやすかったです。



 

 発表が終わると、子どもたちの待ちに待った昼食です。今日は、朝から6年生が調理をしてくれました。昼食は、佐分利のめぐみがたっぷり入っています。
(おにぎり)
  お米は、田植え体験させていただいた田で採れたものです。
(豚汁)
  さつまいも(1、2年生) 小松菜(2年生) 大根(3年生) 
  かぼちゃ(4年生) インゲン(5年生) 
  ネギ(3年生が見学させていただいた笹谷営農共同組合より)
 
  

  自分たちが田植えをしたお米で作ったおにぎりや自分たちが育てた野菜の豚汁は格別のようで、「おいしい!」という声がたくさん聞こえました。来てくださった地域の方にも喜んでいただくことができました。




 1年生は、会場の飾りつけ、2年生は、おみこし、3年生は、地域の方の座席カード、4年生は、地域の方への招待状、5年生は、お米の発表、6年生は、司会進行と調理というように児童の手作りの温かい会になりました。佐分利のめぐみを味わいながら、子どもたちから地域の方に感謝を伝える素敵な会になりました。
       

2013年11月26日火曜日

6年生 シニア体験

  本日,社会福祉協議会から,お二人の方をお招きし,シニア体験(高齢者が日常体験する困難を体験する活動)を行いました。事前に,シニア体験をする目的や年をとることから生じる心や体の変化を教えていただきました。
  体験は2人1組で行いました。実際に足首や手首におもりを付けたり,黄色がかったゴーグルや耳栓を付けたりしました。その不自由な中で,文字を読んだり,階段を上り下りすることは子どもたちにとって不自由を感じるようで,ペアを組んだ相手の介助の大切さを感じていました。
 体験を通しての感想では,お年寄りの苦労や大変さがよくわかったと書いている児童が多く,お年寄りの気持ちに寄り添いたいという気持ちが伝わってきました。こういった温かい気持ちを持ち,地域の人や家族の方と接してほしいと思いました。





 
 

4年生 点字教室


 26日(火)5~6限目に古石さんをお迎えして、点字教室を行いました。古石さんは、本校の読書ボランティアもしてくださっており、大変お世話になっています。
 まず、古石さんからお話をお聞きしました。このような体験を通して、障害がある人が安心して暮らせるバリアフリーな社会をめざす子どもたちが出てきてくれればと思います。
 
 
 次に、五十音を打つ練習をして、最終的には自分の名前をシールに打ち出しました。
 
 
 

 
 
 最後の感想タイムでは、「体験は2回目なので、できると思っていた点字をうつ作業も、実際は難しかった。」と話してくれました。

地元のネギ栽培の見学(3年生)

3年生は、社会科の学習の一環として地元の農業を調べています。本日は、笹谷区で行われているネギ栽培の集荷と出荷作業を見学させてもらいました。最初に、笹谷営農共同組合の山本さんからネギ栽培について色々教えていただきました。事前に子どもたちが準備してきた質問に丁寧にお答えくださいました。小さな種から約6ヶ月かけて商品になること、商品にはとても厳しい基準があり、その基準に合わせて育てることが大変なことなどを学びました。
白ネギの白い部分が30cm必要で、その上の緑の葉の部分が17cmにならないと高くは売れないそうです。白い部分に日光が当たり少しでも緑色が入ると売り物にならないことや、逆に白い部分が長すぎてもいけないことなども学びました。次に出荷作業のようすを見学させていただきました。最初に、機械で、表面の汚れた薄皮や葉の先を切り落とします。その後、写真のような機械にかけると大きさごとに仕分けされます。
2L・L・M・Sのサイズに分けます。それぞれのサイズは、同じ重さになるように本数で調整します。同じ重さになったネギの束を機械で束ねて箱詰めして出荷します。出荷は主に京阪神方面で、地元では道の駅で売られるぐらいだそうです。
スーパーに売っている野菜も、様々な苦労を乗り越えて作られたものであること、生産者は、よりよいものを作ろうと努力し続けていることなどたくさんのことが学べました。今度は天気のよい日を選んで、ネギの収穫体験をさせてもらうことになっています。最後に、明日の収穫祭で使うネギをたくさんいただきました。地域の様々な人々の親切な心をたくさんいただいて、子どもたちはネギのように真っ直ぐすくすくと育っています。

2013年11月25日月曜日

車いす体験をしました(5年生)

毎年,本校では各学年一福祉体験活動を行っています。
今日は,5年生が,車いす体験をしました。
はじめに,社会福祉協議会の方から,車いすの操作の仕方について説明していただきました。
その後,一人一人が車いすに乗って,体育館に置かれたコーンをよけながら一人で車いすを操作する体験をしました。
次に,マットを用意し,段差のある場所で前に進めないときに,介助し合う体験をしました。
介助する人に,「進みますよ。」「上げますよ。」というように声かけをしてもらうと,車いすに乗っている人が安心できるということを,この体験を通して感じ取れたようです。
その後は,児童玄関のスロープを使って坂を上る体験もしました。少しの高さですが,力がいることが分かりました。
今回は,車いすに乗った人がそのまま乗れるリフト付きの自動車ももってきてくださり,子どもたちの関心をひきました。
学校や街中には,スロープやエレベーターといった車いすの人が自由に動けるように様々な工夫がしてあります。しかし,全ての場所がそうはなっていないし,ちょっとした段差があったり,物が置いてあって通行することが困難な場合もあります。
この体験を通して,街で車いすに乗っている人が困っていたときに,少しでも自分にできることがないかと考え,そして,行動に移してくれることを願っています。



 
 
 

2013年11月22日金曜日

おおい町内小学校出前授業がありました

本日は,おおい町内の5年生がおおい町民センターに集まり,出前授業が行われました。
町内の小学校の連携を深めるとともに,理科離れが叫ばれる中,理科実験を通して,理科に対する興味を高めることをねらいとして行われています。
授業では,「静電気と空気」の実験を行いました。
風船等を使って,荷造りひものクラゲを浮遊させたり,機械を使ってためた静電気を体感したりする実験をしました。
また,手回し発電機を使って明かりを灯す実験や大型空気砲の実験もありました。
2時間ほどの授業でしたが,楽しそうに活動する姿が見られました。

2013年11月21日木曜日

アイマスク体験活動(3年生)

12月4日からの人権週間を前にして、佐分利小学校では、様々な福祉体験活動を計画しています。本日は、3年生がアイマスク体験を行いました。最初に、福井県視覚障害者福祉協会会長の小山尊士さんからお話をいただきました。事前に子どもたちから出された質問に丁寧に答えていただき、視覚障害者の生活の工夫や苦労、それに視覚障害者へのサポートの仕方などを勉強しました。次に点字を打つ機械で、点字で文字を書くところを見せていただきました。最近は、バーコードを読み取って新聞の内容を音声で知らせてくれる機械など、視覚障害者にとって便利な道具が増えてきたようですが、まだまだ不便で改善が必要な点がたくさんあることも学びました。最後にアイマスク体験を行いました。サポーターの立つ位置や視覚障害者がサポーターのどこを持つのか、狭い道や段差があるときの伝え方など2人がペアになって実際に行ってみました。佐分利小学校は、すべての部屋や廊下が平らになっていて、しかも玄関など段差があるところには、必ずスロープがあります。あらためてこのようなつくりが、視覚障害者や車いすの方々などにとって大切な構造物であることを理解できたようでした。
 

2013年11月20日水曜日

後期クラブ

 佐分利小学校の後期クラブは「バスケット」「バドミントン」「小物づくり」「ものづくり」の4つの活動があります。4~6年生の児童35名がそれぞれ希望するクラブに分かれて活動します。
 バスケットやバドミントンではいきいきとプレーする児童の姿,小物づくりやものづくりでは黙々と作業する児童の姿が見られました。
 クラブ活動を終えた児童たちが,友達と楽しそうに話している光景を見ると,クラブの時間がとても楽しかった様子が伝わってきました。
バスケット

バドミントン

小物づくり

ものづくり





2013年11月19日火曜日

「正しい歯みがき教室」


 先日、1年生の学級活動の時間に「正しい歯みがき教室」(第2回)を実施しました。
 6歳臼歯について学習したり、染め出しの錠剤を使って毎日の歯みがきを点検したりしました。
 その後、歯の模型を見てみがきにくいところに気をつけ正しい歯みがきのしかたを学習しました。


 
6歳臼歯について






歯の模型を見てみがきにくいところを確認



<児童の感想>

○きょう、6月よりもあかいところがすくなくてうれしいです。だから、これからもこちょこちょ
 みがきをします。

○ぼくは、6月よりもうまくなりました。とてもうれしいです。またやりたいです。とてもたのし
 かったです。



 
 

エレベーター耐震工事中

佐分利小学校には、エレベーターが設置されています。普段はほとんど使用しませんが、重い荷物を階を越えて移動する場合や、けがなどで階段歩行が難しい児童がいる場合などに使用します。このエレベーターですが、より地震に強い構造にするための工事に入りました。児童が生活する学校での工事ということもあり、最初にエレベーター前の空間を仕切りで完全に覆うという安全対策がとられています。

工事により、エレベーター前の空間が仮の壁で完全に覆われ、入り口にはドアが設置されました。ドアに鍵がかけられたら、児童がエレベーターに近づくことはできません。
2階・3階も写真のようにエレベーター付近の乗降口は完全に覆われ、ドアによって仕切られました。
工事は、2学期一杯かかるようです。作業は、ドアの中のみで行われます。安全対策に万全を期していますが、児童には必要以外は工事場所付近を通らないように指導しています。より安全に使用できるエレベーターとして活用できる日が楽しみです。

2013年11月18日月曜日

地域探訪シリーズ(第16回)

今回紹介するのは、三森区です。佐分利校区
では、一番上流の川上区のすぐ下に位置する小集落で、12世帯だそうです。佐分利小学校には、1名の児童が通学しています。この三森区と川上区は、バス通学です。紅葉が始まった集落を散策してみました。
佐分利街道から佐分利川を越えたところに工場風の建物が見えたので近づいてみると、「おおい町シイタケ菌床培養センター」の看板がありました。おおい町特産のしいたけ栽培のもとになる菌床をつくっている工場のようです。
集落に足を踏み入れてみました。谷はそう深くはなく、小川を辿っていくと、三森川の表示がありました。大きな川ではありませんが、三森川を恵みとして発達した集落のようです。三森の地名は、「大飯町誌」によると新鞍の森、日尻の森、奥居恵野の森の三つの森があったことから名付けられたとあります。

三森地区で佐分利校下14区のすべてを巡ることができました。どの集落も歴史と伝統が息づく風情を感じました。子どもたちは、自分の生まれ育った地域を大切にし、誇りを持って育って欲しいと思いました。


作文発表会です

 月初め以外の月曜日の朝は,作文発表会を行っています。
 今週は,1・2・3年生の6人が発表しました。
 1年生は,サツマイモ掘りのこと,2年生はマラソン大会のことと家族旅行の思い出,3年生は社会科でスーパーマーケッに見学に行ったことを発表しました。どの子もそのとき「したこと」だけでなく,「周りの様子」や「自分の思ったこと・考えたこと」を詳しく上手に文章に表し,大きな声でしっかり発表することができました。
一人ずつ,みんなの前で自分の作文を発表します。

 発表を聞いた後は,隣の人と話し合い,発表者に質問をしたり感想を伝えたりします。今日も,友だちの作文を聞いて自分の体験と重ね合わせた感想や,表現方法についての感想を発表することができました。
 こうして,発表会を重ねることで,子どもたちの「自分が体験したことや思ったこと・考えたことをわかりやすく書きたい,伝えたい」という思いが高まって,学校全体の作文力が向上しているように感じます。
作文を聞いていた人が質問や感想を発表します。児童会の執行部が進行します。





2013年11月15日金曜日

昼休みの様子

 一昨日、昨日と冬を思わせる寒さでしたが、本日は午後から晴れ間が見られ暖かい一日でした。
 ここ数日の寒さからか長袖を着る児童が増えたように感じます。
 まだ半そで半ズボンで外を遊びまわる姿も見られますが、寒がる様子もなく子どもの活力の高さに驚かされます。
 来週からはまた寒くなり雨の日が続く予想ですが、風邪をひかず元気に登校してほしいです。

 

2013年11月14日木曜日

とどけたよ 私たちの思い―郡連合音楽会

今日は,大飯郡連合音楽会が開催されました。
佐分利小学校からは4・5・6年生,35名が参加しました。
この日まで,約1ヶ月半練習に取り組んできました。
昨日の校内発表会で,1・2・3年生の前で発表し,たくさんの感想をもらって自信をつけ,
今日は,更にきれいなハーモニーを会場に届けることができました。
本校では,4・5・6年生で参加するため,卒業までに3度のステージを経験します。
佐分利小学校の頭声発声の伝統を引き継いでいこうと,毎年一生懸命取り組んでいます。
後日チャンネルOで放送される予定です。是非御家庭でも御覧ください。



リハーサル風景


本番のステージ

2013年11月13日水曜日

校内音楽発表会

本日、2限目・3限目の間の中休みを利用して校内音楽発表会を開催しました。4年生・5年生・6年生の35名が、明日行われる大飯郡連合音楽会で披露する「小さなおくりもの」と「great power」の2曲を1~3年生の前で歌いました。4~6年生は、10月1日から始まった練習の成果を存分に発揮し、とても美しいハーモニーを響かせ、完成度の高さには驚かされました。
小学校の合唱というと、元気よく歌うというイメージがありましたが、披露された2曲は、いずれも美しく透き通った、まるでウィーン少年合唱団のような心地よい余韻が残る歌声です。専門性の高い指導によりここまで美しいハーモニーを生み出すことができるのかと正直驚きました。
発表後、1~3年生に感想を求めると、「美しい声でびっくりした」とか「2つの音に別れて(2部合唱)すごいと思った」などの感想が出されました。感想の中に「私も4年生になったら、このよいうな歌を歌いたい」というものもあり、これまで脈々と受け継がれた伝統も完成度の高さにつながっていることを感じました。
最後に後期児童会長が、明日の音楽会への意気込みを発表しました。明日は、練習の成果を大舞台で存分に発揮して、満足感を得て欲しいことと、他の学校の発表を聴いて、感動を共有して欲しいと思います。