2013年11月11日月曜日

地域探訪シリーズ(第15回)

今回紹介する地区は広岡区です。佐分利地区では最も川下に位置する万願寺区のひとつ上流に位置し、世帯数は15戸の小さな集落です。この地区は、今年度から佐分利小学校下14地区で唯一佐分利小学校に通う児童がいない空白の地区となってしまいました。従いまして、11月9日に行われましたPTA主催の資源回収も、学校が回収車を手配しました。
集落は佐分利川沿いに東西に広がり、深い谷はありません。集落の奥に入ると、「種池(通称)」という標記はありましたが、「大飯町史」でも広岡区を流れる川の名前は見あたりませんでした。ただ、小川のような水系は確認することができました。
やはり集落の奥まった地域に神社がありました。鳥居に神社名が記述されていませんでしたが、後に調べてみると「八幡神社」であることがわかりました。大飯町史によると、既に944年に広岡集落が確認されているということで、やはりこの地区も歴史と伝統を今日まで受け継いできた由緒ある場所であることが改めてわかりました。