2013年9月30日月曜日

4年生のかぼちゃパーティーがありました

 今日の2・3校時に,4年生がかぼちゃパーティーをしました。
 5月に苗を植え,水をやって育て,2学期に入ってみんなで収穫しました。今日は,そのかぼちゃを使って調理をし,おいしくいただきました。今日のメニューは,「かぼちゃパイ」「かぼちゃコロッケ」「かぼちゃスープ」です。
 オーブンからかぼちゃパイのあまい匂いが漂っていました。自分たちが育て,自分たちで調理したかぼちゃのお菓子や料理は,どれもとてもおいしくて,野菜が少し苦手な4年生の子どもたちの顔もほころんでいました。





とってもおいしいかぼちゃパイのできあがり!!

地域探訪シリーズ(第12回)

今回紹介する地域は石山地区です。佐分利小学校からは、約1.7km上流に位置し、世帯数59戸と大きな集落です。この地区からは8名の児童が佐分利小学校に通っています。石山地区は、県道1号線(佐分利街道)と県道16号線(坂本高浜線)が交差する位置にあり、また近くに舞鶴若狭自動車道が通るなど、この地区の交通の要所となっています。
交通の要所であることは、過去も同じだったようで、16世紀には、この地を治めていた武藤氏が丘陵突端に石山城を築き、佐分利郷を支配していたようです。交通の要所だけではなく、政治経済の中心でもあり、この地区には現代でも郵便局、駐在所、診療所などが集まっています。また、西方禅寺、浄土寺など立派なお寺もあり、佐分利郷の中心地として繁栄していた歴史が伝わってきます。
集落の県道16号線の脇に、小さな神社がありました。近くには、忠魂碑もありましたが、他の地区とは違い、鳥居がなく神社名までは確認できませんでした。集落の中心からは、県道16号線で分断された位置にあり、時代の流れを感じます。
高速道路で石山城跡の一部が削り取られたり、写真のように名田庄に向かう県道16号線が、急勾配により大型車が通行できないことを解消するために作られたループ橋が見られるなど、伝統と開発との間で変化し続ける地区の歴史が見えます。この石山地区が今後どのように発展していくのか、地区の子どもたちに委ねられているように思いました。

2013年9月27日金曜日

4年社会科見学

 4年生は本日(27日)、社会科の校外学習でエコターミナルと大津呂浄水場を見学に行ってきました。
スチール缶とアルミ缶を選別する機械
プラを選別して袋につめる機械
質問タイム
薬品沈殿池  深くて怖い
  「住みよいくらしをつくる」の学習の一環として、実際にエコターミナルや浄水施設を見学したり、働いている人のお話を聞いたりすることを通して、地域の施設やそこで働いている人の思いについて理解を深めました。
 エコターミナルは1日14トンの可燃物を処理することができるそうです。
 配水池には1000トンの水があって、これは本郷地区の1日の使用量にほぼ匹敵する量だそうです。
 
おおい町役場生活環境課のみなさん、ありがとうございました。


交通安全優良学校賞を受賞しました。

本日、総合町民福祉センターで行われた「若狭地区高齢者交通安全大会」の場で、佐分利小学校が『福井県警察本部長・福井県交通安全協会長連盟表彰』優良学校として表彰されました。夏休みに行われた子ども交通安全自転車大会で6年生のチームが優勝したことによる受賞だと思います。6年生の児童の頑張りは立派でしたが、賞状に書かれている『多年にわたり交通安全のために尽力し、交通事故防止に貢献し・・・』という文言は、身の引き締まる内容となっています。もちろん、子どもたちの交通事故防止のための働きかけは、続けなければならないと感じました。

学校内外のすてきな場所シリーズ(第23回)

今回紹介するすてきな場所は、校庭の花木です。すてきな場所と言うよりは、よりすてきな場所にするための準備という方が正しいかも知れません。佐分利小学校の校庭には、四季折々に美しい花を咲かせてくれる樹木が多く植えられています。しかし、よく見ると葉焼けをおこしていたり、頂点部分が枯れ落ちたりして、樹勢が感じられないことが気になっていました。写真は、玄関右にあるハナミズキですが、葉が赤く葉焼けして頂点部分の葉が落ち、枯れています。
左の写真は、プール玄関脇にある校舎竣工記念樹のキンモクセイですが、下の葉だけを残して、上部は完全に枯れてしまっています。夏休み中に校庭の樹木を剪定していただいた庭師の方にお伺いしたところ、頂点部分が枯れるのは、根に問題があるとのこと。土壌に問題があり、根が地中深く伸びることができないため、吸水が十分ではなく、その環境の中でも生きるために、上部を枯らして命をつないでいる適応による現象だとか。実際にサクラの木などは、根が地中深く伸びることができないせいか、地表付近を横に伸びていることが確認できました。春先に、サクラもハナミズキも藤棚のフジも花数が少なくて、少し寂しい状況だったことが頷けます。
 
そこで、どのくらい効果があるのか、もしかしたら無駄な抵抗かもしれませんが、少しでも樹木に元気を出してもらいたいという気持ちで、根元に鶏糞とバーク材入りの腐葉土を施してみました。すでに来年の花芽は形成していると思われますので、来年度には間に合わないかも知れませんが、樹勢が回復していつの日か、美しい花を咲かせる光景を夢見ています。

2013年9月26日木曜日

昼休みの様子


 給食が終わり昼休みが始まると、皆一斉に遊びに向かいます。
 風が強い日でしたが、いつもと変わらず多くの児童が外で遊んでいました。
 外での遊びは一輪車が人気のようです。遊具を補助にして乗る練習をする児童や、遊具の合間を器用に運転する児童など様々です。
 グラウンドでは先生を誘って一緒に鬼ごっこをしている児童も見られました。
 体育館ではバドミントンやバレーボールを使って遊んでいました。学年関係なく入り混じって遊んでいる様子でした。
 校内は図書室以外はまったく児童がいませんでした。図書室では6年生がソファーに座って話をしたり、寝転がって本を読んだりとリラックスした様子です。男女が近くのソファーに座って仲良く話をしている姿が印象的でした。

 中学生や大人になるにつれて遊ぶ機会は減ってくるように思います。周りを気にせず遊ぶことのできる小学生のうちに、思う存分遊びを楽しんでほしいです。

学校内外のすてきな場所シリーズ(第22回)

昨日とはうって変わって肌寒い日になりました。今回紹介する場所は、秋の農園です。春先に植えたジャガイモ、カボチャ、スイカを収穫したあとの場所に3年生が、先週の木曜日(19日)に地域の老人会の皆様の指導のもとダイコンの種をまいたのですが、一部が発芽してかわいらしい双葉が出ていました。
農園の奥には、キウイの棚がありますが、その下にはヒガンバナが咲いていました。このキウイの木ですが、残念ながら2本ともオスの木であることがわかり、果実ができない理由がはっきりしたため、今回メスの木を購入して、昨日棚の中央に植えました。
キウイは、オス、メスそろえても、品種によって開花の時期が異なるため、その組み合わせはなかなか難しいようです。オスの木が何の品種か不明なため、うまく組み合わさるのかは分かりませんが、最も一般的な緑色系トムリだと推測して、ヘイワードというメスの品種の苗を植えました。1年生の苗なので、開花までには3~4年かかるようです。順調に育ち、オス・メスの組み合わせも成功したら、今の低学年が高学年になったとき収穫できるかもしれません。その日を楽しみにして大切に育てたいと思います。

2013年9月25日水曜日

大飯郡小学校連合体育大会

本日は、快晴の中、大飯郡小学校連合体育大会が開かれました。郡内の8つの小学校の4年生、5年生、6年生が一同に会して、様々な陸上競技で競い合いました。大会の様子を写真で紹介します。
開会式
選手宣誓、佐分利小の児童会長が務めました
ボール投げ
幅跳び
応援の様子
昼食タイム
リレー
リレー

2013年9月24日火曜日

地域探訪シリーズ(第11回)

今回紹介する地域は、小車田(こしゃた)地区です。学校のある「鹿野地区」の隣にある集落で、学校までの距離が0.9km、歩くと10分程度の距離にあります。写真ではわかりにくいですが、奥には佐分利小学校の校舎と体育館がしっかりとらえられています。学校田は、小車田地区にあります。小車田地区の方のお世話で、今年も収穫することができました。子どもたちは、できたお米をいただく収穫祭を楽しみにしています。
小車田地区は、小車田川の上流に発達した集落で、24世帯あるそうですが、この地区から通っている児童は1名で、集団登校は、その先にある石山地区のグループと一緒に通学しています。小車田川は、先日の台風18号の影響で土砂が川底に溜まっていました。集落内にも小さな崩れが見られ、雨量が多かったことが分かります。
集落の上流には、姫宮神社が祀られていました。境内は苔むし、荘厳な雰囲気を醸し出しています。この集落は一説によると藤原時代に遡ることができるそうで、歴史の深さを感じます。「こしゃた」という耳に残る地名ですが、どうも昔は、神祭用に「車田」という稲苗を輪のように同心円状に植えた田んぼが存在していたようで、この場所に、小さな「車田」があったのかも知れません。歴史を思い巡らせ、ヒガンバナが咲く秋の風景を楽しみながら、小車田地区をあとにしました。

2013年9月20日金曜日

ヒガンバナ咲く通学路

大雨から一転して今週は連日好天に恵まれました。佐分利川は、豪雨の爪痕が生々しいですが、その堤防に真っ赤な絨毯が敷き詰められました。ヒガンバナの群生です。これだけ立派な群生が点在する場所は、あまり知りません。ヒガンバナは中国原産のユリ科の多年生球根植物で、見事にお彼岸前後に花のみ咲かせる植物です。花が終わってから葉が茂るのですが、その頃は誰も見る人はいないため、葉からヒガンバナを言い当てられる人は少ない変わった植物です。
ヒガンバナを観察するため、通学路の堤防道を歩いていると、見慣れない美しい植物と出会いました。つる性の植物で、今まで見た記憶がない花です。早速調べてみると、熱帯アメリカ原産のヒルガオ科ツル植物「マルバルコウソウ」と分かりました。江戸時代に観賞用として持ち込まれたものが野生化したものだそうです。佐分利川堤防には、いたるところに群生を見ることができました。
しばらく見ないうちに堤防の植物も、すっかり衣替えをしていました。このように四季折々の自然の変化を感じながら、子どもたちは登下校していることがわかりました。

秋の全国交通安全運動

 9月21日から9月30日までの10日間,秋の全国交通安全運動が実施されます。
  それに先立って,本日,佐分利駐在所長さん,交通指導員さん,老人クラブの方等,多数の方が,早朝より登校指導に参加してくださいました。
  普段から,見守り隊の方や保護者・地域の方々に子どもたちを見守っていただき,交通事故等の被害に遭うことなく安全に登下校できていることをありがたく思っています。
  これから,少しずつ日没の時間も早くなるため,登下校及び下校後の子どもたちの安全が気になるところです。保護者・地域のみなさんの声かけ等の御協力をお願いいたします。


2013年9月19日木曜日

リレー練習

                                     
  郡の連合体育大会に向けてのリレーの朝練習や放課後練習が始まりました。当日まであまり時間もないですが,走り方やバトンパスを工夫して,チームのタイムをちぢめてほしいと思います。            

2013年9月18日水曜日

普段の学校にもどりました

 14日(土)の体育大会の疲れを15・16・17日の3連休でしっかり癒して,子ども達が学校に戻ってきました。学校には,また普段通りの生活が戻ってきました。
 高学年の児童は,今日から25日(水)の大飯郡連合体育大会に向けて,6限目から放課後にかけての本格的な練習を始めました。体育大会の練習や準備があってなかなか十分な練習時間がとれなかったのですが,今日から4日間集中して練習し,本番には持てる力を出し切れるようにがんばってほしいと思います。
 
 
 

台風18号の爪痕

9月16日に日本列島を縦断した台風18号の爪痕が、佐分利地区にも残っていました。佐分利川は、堤防の草が、濁流によってなぎ倒され、茶色に変色していました。佐分利地区は佐分利川の上流にあるため、堤防にはまだ多少の余裕はあったものの、一時はかなりの高い水位で危険な状態にあったことが読み取れます。
子どもたちが通学で使う佐分利小学校前の橋の橋脚にも流れてきた流木などが絡みついていて、流れの激しさを物語っています。学校には大きな被害はありませんでしたが、自然の猛威には、人間は為すすべがないことを思い知らされたように感じます。
写真は、佐分利小学校から約200m上流にある小車田川の様子です。小車田川は、上流は綺麗に川底が見えますが、佐分利川と合流する下流では、流れてきた土砂が溜まり、橋に迫っていました。もう少しで水流があふれ出すところまできていたことが分かります。この橋は、児童が毎日通学で使用しているものです。本日、ほぼ全員(1名欠席)登校できていたことが何よりの救いでした。

校内体育大会(9月14日)

9月14日、快晴に恵まれて平成25年度佐分利小学校校内体育大会を開催することができました。子どもたちは、この日のために夏休みから練習や準備にがんばってきました。当日は、最高のパフォーマンスを発揮してくれたと思います。また、佐分利保育園から、園児が演技や競技に協力していただき、より一層華やかな体育大会になりました。競技役員でお手伝いいただいた本校出身の大飯中学生、PTA役員の皆様、地域の皆様などまさに”オール佐分利”での体育大会は、大成功だったように思います。写真で、当日の様子をお伝えしようと思います。


入場行進


選手宣誓

1・2年生の60m走
3・4年生、PTAによる王様に勝てるかな
1・2年生、おじいちゃん、おばあちゃんによる玉入れ
4・5・6年生による一輪車の演技
1・2・3年による表現「にんじゃりばんばん」
参加者全員による「ばんば踊り・大飯音頭」
紅白綱引き
全校なかよしリレー
表彰:競技優勝赤組、応援優勝白組