2014年12月24日水曜日

ICT研修

子どもたちが登校しないクリスマスイブの今日、学校ではICT(Information and Communication Technology)の環境整備が続いています。今日は電子黒板導入の前準備として、教室にあるつり下げテレビ台の撤去作業が行われました。一方ソフトの方の準備も肝要です。本日はICTサポーターの勤務日だったので、職員がパソコン室で、ICT研修を受けました。
最初に、児童が使う子機の制御を行う親機の使い方の研修です。場合に応じて使える制御法を教えていただきました。次にパソコン室に導入されている「学習探検ナビ」というソフトの効果的な使用方法を学びました。思ったより汎用性が高く、使い勝手がよさそうです。3学期になるといよいよタブレットが導入され、授業スタイルも様変わりしていくことでしょう。しかしいかに優れたICT機器を導入しても、効果的な使い方ができないと宝の持ち腐れとなりかねません。今後も職員研修が続きます。

2014年12月22日月曜日

2学期終業式

 終業式の校長先生から,お正月を気持ち良く迎えるための日本ならではの行事についてお話がありました。「大晦日」という文字を見て,6年生から「おおみそか」という声があがりました。さすがです。


 「除夜の鐘」「年越し蕎麦」「締め飾り」「門松」「鏡餅」それぞれに意味があることを教えていただきました。
 新しい年を元気に気持ち良く迎えるために,どんな意味があるか,おうちでお子さんにたずねてみてください。



 冬休み中の生活については,今年ヒットした「アナと雪の女王」から『ありのままで』にちなんで,生徒指導担当からお話がありました。


 「あ」は「あかるいあいさつ。」,「り」は「リズムある生活を。」,「の」は「のらない!さそいに。」,「ま」は「マナーをまもる。」,「ま」は「マネーをたいせつに。」,「で」は「出かけたあとは,手洗いうがいをしっかりしましょう。」です。




 2学期はたくさんの行事がありましたが,子どもたちはよく頑張って取り組んでいました。行事を通して大きく成長したことを感じました。
 
 冬休み中は,家族で有意義な時間を過ごしていただき,3学期にはまた元気な顔を見せてくれることを願っています。


 皆様,よいお年をお迎えください! 

2学期 無事終了しました

冬至を迎えた本日、学校は2学期の終業式です。残念ながら風邪で1名欠席でしたが、残り62名が今年最後の清掃、終業式、学級会に臨み、2学期を締めくりました。特に普段は掃除をしない下足箱などの掃除や冬休み中に読む図書館の本の選択などいつもとは違った1日でした。
下校の時刻になると笑顔の児童たちが児童玄関に集まってきました。瞳の先はこれから迎える冬休みの楽しい出来事が浮かんでいるようです。誰が言い出したのか、「良いお年を!」という年末の挨拶が飛び交います。
最後に大きな声で挨拶をして学校を後にしました。見守り隊の方々が、既に子どもたちを待ってくださっています。長い2学期、事故無く登下校が出来たのは、見守り隊の方々のおかげです。今学期、お陰様で無事終了することができました。後ろ姿を眺めながら、感謝の気持ちが一杯になりました。

2014年12月19日金曜日

読書王グランプリ決定!!

 今日は,佐分利小学校読書王グランプリの表彰がありました。
 11月10日~12月12日の約1カ月間,子どもたちは,本の題名と読んだ本のページ数を記録していました。今回表彰されたのは,各学年で読書ページ数がNo.1の子どもたちです。文化委員の6年生から表彰者の名前が呼ばれると,食堂は大きな拍手に包まれました。中には4000ページ近く読んだ子どももいて,その結果に他の子どもたちも驚いていました。

友だちの頑張りを称える子どもたち
文化委員から賞状授与
読書王グランプリは終わりましたが,今後も様々なジャンルの本に出会い,読書を楽しんで欲しいと思います。
 来週火曜日から冬期休業が始まります。学校からの図書貸し出しは一人2冊になっています。この期間にもゆっくりと本の世界を楽しめるといいですね♪

ポップコーンづくり(2年生)

2年生は、お楽しみのポップコーンづくりを行いました。5月7日に、ポップコーン専用の種を中庭に植えました。それから大切に育て、立派に実った実を今日まで乾燥させておきました。ポップコーン用のとうもろこしは、通常のものより細長く、乾燥させると濃い黄色をした種子です。
その種子は小さく堅いものですが、バターを溶かしたホットプレートの上にのせて加熱すると・・・・。4~5分でパチパチと弾けます。激しく飛び散るので、蓋をしておかないと危険。児童たちは、透明の蓋の中で弾ける様子を、声や体で表現していました。
「10,9,8,7,6,5,4,3,2,1,パーン」などカウントダウンしながら、弾ける様子を楽しく観察することができました。次から次へと弾けて、大量のポップコーンが完成しました。
 
その一部は1年生へお裾分けです。慎重に教室まで運んで、1年生のみんなに配りました。1年生は、大はしゃぎ。「いいにおい」「塩味か効いている」「バターの味がする」などといいながら、喜んで食べていました。
その後職員室にも出向き、職員にも配り終えました。いよいよ最後は自分たちの番です。おいしくておいしくて、おかわりをねだる児童も。みんなより少し多くいただくことができ、大満足の2年生でした。

2014年12月18日木曜日

雪の中の登校

本日は、保護者会の日ですが、朝から今年初めての本格的な降雪により、雪の中の登校となりました。職員が朝7時から学校の周りの除雪を行いました。それでも長靴を履いて雪の中を歩くことは、特に小さい1年生にとっては大変な難行です。
見守り隊の方々からの情報によりますと、学校より上(佐分利川上流方面)の通学路は除雪車による除雪は完了していたようですが、下(佐分利川下流方面)は除雪されていなかったとのことです。特に堤防沿いを遠いところで3km以上歩く下からの児童の負担は大きく、本日は万願寺区と岡安区は、保護者により送迎していただきました。
通学路、特に堤防沿いの通学路の除雪は、優先的にお願いしたいものです。「この地域は西風のときは雪は降らないが、北風に変わると降る。」このように地域の方から教えていただいた通り、まさに昨日と今日で、風向きの変化がこの大雪を生んだようです。
2学期も今日を含めて残り3日。雪が降り登下校の道幅も狭くなりましたが、十分に気をつけて安全に登下校してもらいたいと願います。

2014年12月17日水曜日

しめ縄づくり(5年生)

今日の午後、5年生は、学校田での米づくりでお世話になっている小車田区の山本さんと見守隊長の治面地さんにお越しいただいて、しめ縄づくりにチャレンジしました。しめ縄とは、神事に於いて神聖な場所と下界を区別するために張る縄のことで、新年に悪気が入らないようにと家の出入り口に張る風習は、今でも残っています。

ただ最近は、できあがった商品を購入する場合がほとんどで、自分でつくる文化はほとんど残っていません。しかし佐分利地区には、しめ縄づくりの文化が継承されていて、この度しめ縄づくりの授業が行われることになりました。
使うわらは、学校田で児童たちが植えた苗のものです。山本さんが、米を収穫後、丁寧に乾燥していただき、そのおかげで立派なわらになっていました。子どもたちは、そのわらを5本づつ束にして、手のひらで綯っていきます。最初はなかなかうまく綯うことが出来ず苦戦していましたが、子どもたちはすごい!10分もしないうちに、きれいに綯うことができるようになりました。
中には最初にもらったわらでは足らず、追加のわらも次々と縄に仕上げる「職人」も現れ、予定以上の縄ができました。それを組み合わせてしめ縄にします。伝統的な形だけではなく、子どもたちの独創性豊かなしめ縄がたくさん出来ました。5年生は、1年間かけて続けた「米の研究」をしめ縄づくりで締めくくることができました。地域の文化をこれからあと50年繋げることができたように思います。今日も温かい地域の方々の後押しを感じることができた1日でした。

大根を掘りました(3年生)

 3年生が11月初めに植えた大根,かぶ,たまねぎのうち,大根とかぶが大きくなったので収穫しました。


 今日は朝から冷え込み,水たまりには氷が張るぐらいの寒さでした。子どもたちは,氷を踏みしめ,割ったり,滑ったりするなど楽しむ姿が見られました。
 農園では,寒い中,大根やかぶなどをがんばって引っ張りました。でも,葉っぱも冷たくて大変でした。「こんな寒い中,農家の仕事はできないよ。」と寒い中でも仕事をされている農家の方の苦労を身を持って感じていたようです。


 結果的に,11人ではかかえきれないほどたくさんのかぶと大根を収穫することができました。
自分たちで作った大根とかぶをお家で味わってください。

かぶと大根がたくさんできました

かぜ・インフルエンザを予防しよう

 寒さの厳しい中、子どもたちは、元気に2学期のまとめに取り組んでいて、12月の「欠席0の日」は13日中今日で9日目となりました。
 
   学校での欠席管理をしている「感染症情報収集システム」によると福井県内で、昨日16日付けで今季、臨時休業措置施設の累計は13校となりました。嶺北を中心にインフルエンザ患者数が増えているようです。
 
 
 12月の体重測定時の保健指導では「かぜをひきにくい生活習慣」について話をしました。保健体育委員会でも、給食前の手洗い・うがい調べやハンカチ忘れがないかを毎日チェックするなどの活動を続けています。年末年始など人混みに出かけることも多くなりますが、手洗い・うがいをしっかりしてかぜ・インフルエンザを予防しましょう。
 

水が冷たくても石けんでていねいに・うがいもしっかり!

保健体育委員会からの発表

2014年12月16日火曜日

文化委員の読み聞かせ(パート2)

 朝活動の時間に5・6年生対象の読み聞かせがありました。
 今回は,文化委員の6年生2人が「あしなが」という本の読み聞かせをしてくれました。

<お話の内容>
 すらりとした美しい犬『あしなが』は,のら犬たちから嫌われていました。
 「でっかい家にすんで,すごいごちそうたべてるんだって。」
 「子犬や子ねこをたべちゃうんだって。」
 かっこいいけど,さいていのやつ――。
 のら犬のケンは,みんなのうわさ話を信じて,あしながのことをそう決めつけていました。ところがある日,あしながの本当の姿を知ったケン。その時,ケンの心の中で何かが変わり始めました。そして――。

 文化委員の2人は,委員会活動や朝の時間を利用して一生懸命練習に取り組み,気持ちを込めて読み聞かせをしてくれました。落ち着いた語り口で,子どもたちも本の世界にひきこまれている様子でした。
 人権週間は終わりましたが,またひとつ,人権について考えるよい機会となりました。

<子どもの感想より>
・わたしはやっぱり人を見た目で判断してはいけないなと思いました。
・うわさはすぐに大きくなっていくので,うわさをやめようと思いました。
・いじめはしてもされてもいやなことだと思いました。
・ケンが本当のことを話しても,仲間たちは前からあしながのことを悪く言っているので,信じてくれ
 ないかもしれないのに,勇気を出して言っているところがすごいなと思いました。

真剣に聞いています。

落ち着いた語り口で語っています。
感想も発表しました。


2014年12月15日月曜日

2学期最後の作文発表会

1年生も全校児童の前でがんばって自分の作文を発表しています。

 今日は,2学期最後の作文発表会でした。今回が今年度13回目の作文発表会となり,全校の4分の3の児童が発表を終えました。
 作文発表会の回を重ねるごとに,発表を聞いた後の子どもたちの感受性豊かな感想や,子どもたちが自分の思いを伝えようと使う言葉の広がりにはっとさせられることが増えてきました。
 子どもたちは友達の作文を聞きながら,「そうだなあ,自分もそうだった。」「いいなあ,自分も来年は(発表された内容の学習に)参加してみたい。」と思ったり,友達について初めて知ったことについて「すごいなあ。そんなことに挑戦しているなんて。」「いいなあ,そんなことができて。」と感心したりしています。そして近くの友達との話し合いの中で感じたことを伝えあって,手を挙げて全体の中で発表しています。
 1年生は1年生なりに一生懸命作文を聞き,一生懸命考えて感想を発表します。高学年の子どもたちは,高学年らしく作文の表現の仕方についての感想も発表してくれます。
 作文発表会は,佐分利小学校の子どもたちが表情豊かな文章を書いたり,表現の幅を広げたりする手助けとなっているのではないかと思っています。
2年生は2回目とあって,大きな声でしっかり読むことができます。
1年生も一生懸命作文を聞き,一生懸命考えて,手を挙げて感想を発表しています。

2014年12月12日金曜日

調理実習を行いました(5年生)

 5年生が調理実習でご飯とお味噌汁を作りました。
 
 お味噌汁はシイタケやカブ、ネギ、卵で具だくさんに仕上がりました。
 ご飯は学校田でとれた新米をガラス鍋で炊きました。ガラス越しに内側が見えるので、お米の給水の様子や炊くと出てくる泡に興味深々。泡の様子から炊きあがりを予想して、ふっくらと炊き上げることができました。
 デザートにはリンゴを包丁でむきました。「怖い!」「(皮を厚くむきすぎて)食べる場所が少なくなった!」と初めての包丁での皮むきに挑戦した子どもたちもいましたが、無事にむくことができました。
 5年生は今日、昨日の午前にSASA(福井県学力調査)のテストがあり、今回の調理実習は良い気分転換になったのではないかと思います。
 最後はみんなでおいしくいただきました。お家でも料理のお手伝いをしてみよう!




2014年12月11日木曜日

「おもちゃランド」へようこそ(2年生)

   昼休みに,2年生が1年生と3年生を招待し,生活科で作ったおもちゃで「おもちゃランド」を開きました。
 「ボーリング」「けん玉」「空気ほう」「レーシングカー」の4つのコーナーに分かれ,お客さんに楽しんでもらいました。ゲームのルールを説明したり,大きな声で盛り上げたり,景品を渡したりと,大忙しの15分間でした。
  終わった後は,1年生や3年生から,「ああ,楽しかった。」「明日も来よう!」という声がたくさん聞かれ,大満足の2年生でした。明日の昼休みも開く予定です。

空気砲
けん玉
  
ボーリング
レーシングカー


跳び箱運動(1・2年生)

今日は、昨日とはうって変わって雨の一日。朝から灰色の雲が低く垂れ込めています。そんな中、体育館から元気な子どもたちの声が響いていました。1・2年生が体育の授業で、跳び箱にチャレンジしていました。
 
高さや向きの違う4つの跳び箱が並んでいます。難易度の高い跳び箱は、今日初めて6段まで高くなったそうです。跳べるか跳べないかは別として、一度全部の跳び箱にチャレンジしてみました。
次に自分がチャレンジしたい跳び箱を集中して練習します。特に手のつく位置が重要です。跳び箱の上に手をつける目安のテープが張ってありました。高い跳び箱の場合、かなりの勇気が必要です。何度もチャレンジしていく中で、少しずつ勇気が湧いてきて、6段を見事に跳び越えることができる子も出てきました。
最後に上手に跳ぶことの出来た子の模範演技をみんなで見ました。「手の着く位置がよい」「高く跳んでる」など、見ての感想が発表されました。器械運動は、できる・できないがはっきりしていて、苦手な子も多い競技ですが、体の運動調整能力を育むために小学校段階では大切な種目だと言われています。授業の中で、できる子もできない子も楽しんでできる工夫がたくさんあり、「楽しい」との声が聞かれたことがうれしかったです。

2014年12月10日水曜日

紙版画と木版画

 この時期、どこの小学校も毎年図工の時間に取り組むのが、版画です。
学年によって、紙をちぎったりはさみで切ったりして作る紙版画と、木の板を彫刻刀で削って作る木版画に分かれます。

1年生は、初めての版画です。なかなかイメージできにくいところを、丁寧に指導していきます。
 











紙を手でちぎることで、温かな雰囲気の作品に仕上がります。でも、低学年の子どもたちにとっては、この「ちぎる」という手の動きがなかなか難しいのです。普段の生活の中で、お菓子や薬の袋を開けるときにするあの動きです。

画用紙だけでなく、段ボール紙の中のうねうねしている部分、織り目がはっきりしている布、毛糸、梱包材など、素材のもつおもしろさを活用することもあります。

また、4年生から挑戦する彫刻刀を使っての木版画は、授業担当者としてははらはらする時間です。最近は、かなり安全性を重視した安全カバー付きの彫刻刀もありますが、それでも、ついつい板を押さえる手が前に出てしまったり、彫刻刀を横に動かして板の上を滑ってしまったり・・・。けがをしないようにと注意を促す声かけも多くなります。下絵どおりに彫り進めるのが難しく、線からはみ出して不要な線が入ってしまったり、残したい部分を彫ってしまったりとなかなか思い通りにいきません。集中力、板を押さえる手の力、手先の器用さなどが必要になってきます。

でも、子どもたちは、版画が大好きです。少しくらい失敗しても、それを生かして新たな作品に仕上げていきます。印刷するときには、ワクワク・どきどき、白黒で表現される版画の魅力に思わず歓声が上がります。出来上がった作品をみんなで見せ合いっこするのが今からとても楽しみです。