2013年11月21日木曜日

アイマスク体験活動(3年生)

12月4日からの人権週間を前にして、佐分利小学校では、様々な福祉体験活動を計画しています。本日は、3年生がアイマスク体験を行いました。最初に、福井県視覚障害者福祉協会会長の小山尊士さんからお話をいただきました。事前に子どもたちから出された質問に丁寧に答えていただき、視覚障害者の生活の工夫や苦労、それに視覚障害者へのサポートの仕方などを勉強しました。次に点字を打つ機械で、点字で文字を書くところを見せていただきました。最近は、バーコードを読み取って新聞の内容を音声で知らせてくれる機械など、視覚障害者にとって便利な道具が増えてきたようですが、まだまだ不便で改善が必要な点がたくさんあることも学びました。最後にアイマスク体験を行いました。サポーターの立つ位置や視覚障害者がサポーターのどこを持つのか、狭い道や段差があるときの伝え方など2人がペアになって実際に行ってみました。佐分利小学校は、すべての部屋や廊下が平らになっていて、しかも玄関など段差があるところには、必ずスロープがあります。あらためてこのようなつくりが、視覚障害者や車いすの方々などにとって大切な構造物であることを理解できたようでした。