2013年11月18日月曜日

地域探訪シリーズ(第16回)

今回紹介するのは、三森区です。佐分利校区
では、一番上流の川上区のすぐ下に位置する小集落で、12世帯だそうです。佐分利小学校には、1名の児童が通学しています。この三森区と川上区は、バス通学です。紅葉が始まった集落を散策してみました。
佐分利街道から佐分利川を越えたところに工場風の建物が見えたので近づいてみると、「おおい町シイタケ菌床培養センター」の看板がありました。おおい町特産のしいたけ栽培のもとになる菌床をつくっている工場のようです。
集落に足を踏み入れてみました。谷はそう深くはなく、小川を辿っていくと、三森川の表示がありました。大きな川ではありませんが、三森川を恵みとして発達した集落のようです。三森の地名は、「大飯町誌」によると新鞍の森、日尻の森、奥居恵野の森の三つの森があったことから名付けられたとあります。

三森地区で佐分利校下14区のすべてを巡ることができました。どの集落も歴史と伝統が息づく風情を感じました。子どもたちは、自分の生まれ育った地域を大切にし、誇りを持って育って欲しいと思いました。