2013年11月26日火曜日

地元のネギ栽培の見学(3年生)

3年生は、社会科の学習の一環として地元の農業を調べています。本日は、笹谷区で行われているネギ栽培の集荷と出荷作業を見学させてもらいました。最初に、笹谷営農共同組合の山本さんからネギ栽培について色々教えていただきました。事前に子どもたちが準備してきた質問に丁寧にお答えくださいました。小さな種から約6ヶ月かけて商品になること、商品にはとても厳しい基準があり、その基準に合わせて育てることが大変なことなどを学びました。
白ネギの白い部分が30cm必要で、その上の緑の葉の部分が17cmにならないと高くは売れないそうです。白い部分に日光が当たり少しでも緑色が入ると売り物にならないことや、逆に白い部分が長すぎてもいけないことなども学びました。次に出荷作業のようすを見学させていただきました。最初に、機械で、表面の汚れた薄皮や葉の先を切り落とします。その後、写真のような機械にかけると大きさごとに仕分けされます。
2L・L・M・Sのサイズに分けます。それぞれのサイズは、同じ重さになるように本数で調整します。同じ重さになったネギの束を機械で束ねて箱詰めして出荷します。出荷は主に京阪神方面で、地元では道の駅で売られるぐらいだそうです。
スーパーに売っている野菜も、様々な苦労を乗り越えて作られたものであること、生産者は、よりよいものを作ろうと努力し続けていることなどたくさんのことが学べました。今度は天気のよい日を選んで、ネギの収穫体験をさせてもらうことになっています。最後に、明日の収穫祭で使うネギをたくさんいただきました。地域の様々な人々の親切な心をたくさんいただいて、子どもたちはネギのように真っ直ぐすくすくと育っています。