今日は,5年生が,車いす体験をしました。
はじめに,社会福祉協議会の方から,車いすの操作の仕方について説明していただきました。
その後,一人一人が車いすに乗って,体育館に置かれたコーンをよけながら一人で車いすを操作する体験をしました。
次に,マットを用意し,段差のある場所で前に進めないときに,介助し合う体験をしました。
介助する人に,「進みますよ。」「上げますよ。」というように声かけをしてもらうと,車いすに乗っている人が安心できるということを,この体験を通して感じ取れたようです。
その後は,児童玄関のスロープを使って坂を上る体験もしました。少しの高さですが,力がいることが分かりました。
今回は,車いすに乗った人がそのまま乗れるリフト付きの自動車ももってきてくださり,子どもたちの関心をひきました。
学校や街中には,スロープやエレベーターといった車いすの人が自由に動けるように様々な工夫がしてあります。しかし,全ての場所がそうはなっていないし,ちょっとした段差があったり,物が置いてあって通行することが困難な場合もあります。
この体験を通して,街で車いすに乗っている人が困っていたときに,少しでも自分にできることがないかと考え,そして,行動に移してくれることを願っています。