2013年6月25日火曜日

学校内外のすてきな場所シリーズ(第18回)

今回は、バリアフリーの校舎について紹介します。写真は学校の児童玄関をサイドから撮影したものですが、左右にこのようなスロープがあります。同じように体育館玄関にも左右のスロープがあり、子どもたちが校庭に出るときに使う出入り口にも中央に1本のスロープがあります。
左の写真は、児童玄関から校舎へ入る下足箱周辺ですが、わずかな段差にもスロープが準備されています。
右の写真は、体育館に向かう廊下から体育館方向を撮影したものです。体育館は、校舎より僅かに高くなっていますが、その間には、滑り止めが施されたスロープで結ばれています。とにかく佐分利小学校には段差がありません。廊下と教室、廊下とトイレなどにも段差がなく、バリアフリーの思想が徹底されています。
普段は利用しませんが、児童玄関正面にはエレベーターがあります。以前勤務していた学校で、生徒がケガをして一時車いすでの学校生活になったときがありましたが、そのとき段差をカバーする簡易のスロープを作ったり、階段の上がり下がりを補助する係を決めたりと大変な苦労をした記憶がよみがえって来ました。佐分利小学校では、エレベーターも含め、十分な対策がなされています。普段は気づかないところにも細やかな配慮がなされている校舎の施設は、すてきだなと思いました。