今日は、福井県視覚障害者福祉協会の方に来ていただき、3年生がアイマスク体験を行いました。初めに、視覚障害についての話や、生活の様子、普段使っておられる道具について教えていただきました。その後、児童の質問に丁寧に答えて下さり、音や点字ブロックなどが生活の中で欠かせないものであることや、音がない場所では、助けが必要であることなどを教えていただきました。
次に2人ペアでアイマスク体験を行いました。階段を上り下りすることは、視覚に障害がある方にとっても不安やこわさがあることが分かりました。しかし、ガイドヘルパー役の肩を貸し、声を掛けながら歩くことで、自分の足で階段を上ったり、下りたりすることができるということが分かりました。
最後に、ヒッティングバレーを行いました。ボールの中に鈴が入っているので、転がすことで音が鳴り、転がし合いながら活動できました。アイマスクを付けていたので、音でボールの位置を見つけることに苦戦していましたが、音を頼りに視覚に障害があってもゲームを楽しむことができることが分かりました。
この経験を通して、どれだけ視覚に頼った生活をしているかということにも分かり、どんなことが障害のある方にとって助けになるのか、これから自分にどんなことができるのかということについて、考えることができたようです。