本日の5限目、6年生の社会の時間に町の税務課の職員を講師にお招きし、税金について考える学習を行いました。小学生で税金について総合的に理解することは大変難しい課題ですが、消費税が4月から上がることもあり、子どもたちなりに多少の知識は持っているようです。
学習の一環として、税金のない世界があるとするとどのような世界になるのかをDVDを視聴することで考えました。一見税金を取られなくなることはありがたいことのように感じますが、結果公共サービスを受けることができなくなった世界は、とても住みにくい社会になることを子どもたちはDVDを通して理解できたようです。
また税に関するクイズでは、救急車を呼ぶと料金を請求される国があることを知って子どもたちはとても驚いていました。自分たちが佐分利小学校のような素晴らしい環境で安心して勉強できるのも、誰かが納めた税金を使わせていただいているからです。そのことに感謝し、また自分たちが大人になったときは、今度は社会を支える側に立てるようになってもらいたいと思いました。