「どっちが,たくさんはいるかな?」 |
大きさや形の違う入れ物のかさを比べる時に,どうすればよいかを考えました。
低学年の子どもたちには「かさ」という耳慣れない算数的な言葉ですが,5年生になると「体積」という言葉に代わります。
入れ物の大きさを比較したり,測定したりする経験をし,共通の単位(コップ)を定めて測定することで,「かさ」を数量化していく基礎となる学習です。
「形が違う入れ物だと,高さだけでは比べられないなあ。」
「じゃあ,同じ入れ物に移して比べたら?」と,一つの方法を思いつきました。
「あふれたから,こっちの方がたくさん入るよ。」 |
「まだ方法はないかな?」と問いかけると,一人では思いつかなかった子どもたちも,3人のグループで相談して,
「一方の入れ物(A)の水をもう一方の入れ物(B)に移して,あふれたら(A)の方がたくさん入るんじゃないかな?」という,仮説を出しました。
では,3つの入れ物のかさを比べるには,どんな方法があるかな?
「同じ形で同じ大きさの入れ物に入れたら,分かるよ。」
「同じコップで何杯かな?」
と,色々な方法を考えました。同じコップ(基準量)を使って比べるのは明日のお楽しみ!