今日は大きい行事もなく落ち着いた1日です。子どもたちは、いつもの学校のペースで生活しています。午後から晴れたので、農園にいくとあちらこちらにヒガンバナが咲き誇っていました。先々週のPTA奉仕作業で草刈りを行っていただきましたが、それが終わるのを待っていたかのように花柄を延ばして咲いているヒガンバナ。驚きです。
今年は昨年度より涼しいせいか、1週間ほど早い開花です。しかし、日本のヒガンバナは3倍体なので種子が出来ず鱗茎でしか殖えられないはずなのに、どうしてこのように点在しているのでしょうか。不思議です。花が終わるとスイセンのような葉を出して栄養成長します。根出葉で、背丈がないため、秋から冬にかけて他の雑草が枯れた空間を利用して光合成をしようという戦略で子孫を残してきたヒガンバナ。したたかな生き様です。