今日は、2限目に2年生の算数の公開授業があり、低学年部会で授業研究会を行いました。「おかしのはこが4つあります。1つのはこにはおかしが5つ入っていています。みんなで何こになりますか」という問題から図と式で考えて説明することが課題です。
具体的なケーキの模型を使って考え、大切な部分に色分けをした線を入れて考えさせます。ここで「4×5=20」という式を立てた子と「5×4=20」という式を立てた子がいました。この2つのグループを集めて、お互いにその式の意味を説明し合います。話し合いの中で、自分の間違いに気づいた子がいました。
自分で発見したため、理解が深まったせいか、いつもより目が輝いています。話し合いの中で、自ら考えを深め、最初間違っていてもそれをより深い理解に結びつけていく授業の工夫に、プロの教師としての力を感じました。低学年部会は、よりよい授業をつくろうとする先生方の熱意で、遅くまで議論が白熱しました。