2013年10月21日月曜日

地域探訪シリーズ(第14回)

今回紹介する地域は、鹿野区です。佐分利小学校がある集落です。世帯数は54戸で佐分利地区14地区の中では比較的大きい集落ですが、児童は17名と全体の三分の一を占め、児童の数が最も多い地区になります。
学校がある地域でよく知っているはずですが、”灯台もと暗し”か、意外と集落の中は歩いたことがないため、今回散歩してみることにしました。鹿野区も佐分利川支流である鹿野川周辺に発達した集落です。鹿野川を遡って上流に行くと、意外にも谷沿いはあまり深いところまでは住宅がなく、道だけが続いていました。鹿野川沿いというよりは、そこから東西に広がった山際に集落が発達したようです。
事実、集落は東西に広く、密集した宅地面積は、他の地区に比べ広いように思いました。集落の中央付近に、写真のような立派な寺院(竺王山佛燈寺)がありました。平和ひめゆり観音像などやさしい面持ちの観音像が印象的でした。
集落を一周して、区の東側に戻ると、そこには八幡神社があります。ここは学校の農園のすぐ近くにあり、遠景はよく見かけていたのですが、近くまできたのは初めてです。境内に入ると動物の姿が。サルです。噂には聞いていましたが、この辺にはサルが多く出没するそうです。後日、近くに住む児童にこの話をしたら、別にサルがいることは普通で特別なことではないようです。農園の近くにサルが頻繁に出没する場所があるということで、農園のサルよけネットは、改めて必要なことを実感しました。