今日は、朝から6年生の児童たちは、緊張した面持ちで登校しました。本日は、全国学力・学習状況調査の日です。全国のすべての小学校6年生、中学校3年生がこの調査に臨みます。本校でも1限目から6年児童14名全員がこの調査に臨みました。
調査は、算数と国語の2教科で、それぞれに主として「知識」に関する問題Aと主として「活用」に関する問題Bがあります。「A]はそれぞれ20分、「B」はそれぞれ40分が配当されています。その他に学校生活に関する調査が20分あり、ほぼ午前中一杯、調査に費やされます。
この調査の目的は、全国的な児童生徒の学力や学習状況を把握・分析し、教育施策の改善を図ること、学校における児童生徒への学習指導の充実と学習状況の改善を図ることです。教育行政や学校現場が、よりよい教育環境を整えるための資料とするもので、教員としてはよりよい授業づくりを研究する上で大切な指標となります。
ペーパーテストで測れる学力は、全体のほんの一部ですが、それでもその力を少しでもつけさせたいと願うのも教員です。結果はどうだったでしょうか?しかし、それ以上にこれまで粘り強く準備に取り組み、時間一杯まであきらめずに最後まで全力尽くす6年生の姿は、ペーパーテストでは測れない「人間力」という学力を感じます。調査が終了したときのやり遂げた満足感と笑顔、歓声から、すべての子に満点をあげることができると思いました。6年生の皆さん、お疲れ様でした。