今日は、全校朝礼で校長先生の講話がありました。福沢諭吉の「学問のすすめ」の中から、「天は人の上に人を造らず 人の下に人を造らずといえり」という名言についててでした。『平和な社会をつくっていくために、またみんなが楽しく生活できるために、しっかり勉強をして、学んでいくことが必要。書かれた時代背景は違っても、人として人はみな平等であること、人を差別してはいけないことは、いつの時代も同じで大事なこと、「学問のすすめ」「福沢諭吉」の伝記を読み、学習を深めてほしい』ということでした。
2、3限目は、小浜市人権擁護委員協議会の方が来てくださり、人権紙芝居を見ました。
1、2年生は「ぐらぐらもりのおばけ」。『ぐらぐら森に住むモグラがキツネとタヌキにいじめられ、つらい思いをしてた。それを知った、あゆみちゃんとまもるくん、森の仲間たちが相談をして、いじめをやめさせる』というお話でした。
子どもたちは「いじめられていたモグラを助けてあげられてよかった。」「いじめているキツネやタヌキに向かって、怒るオオカミがかっこよかった。」など、感想を発表していました。嫌なことや、つらいことがあったら、先生や家族、友だちに話をして楽しく過ごしてくださいと人権擁護委員協議会の方から話がありました。
3~6年生は「桃色のクレヨン」。『みなこさんの親戚の子が海外から久しぶりに来ることを喜び、クラスで自慢げに話していたが、障がいももつ子だと聞かされショックを受ける。クラスメイトにも嘘をついて、紹介もせずにいた時、「障がいをもつ子とは一緒に遊べんの?」と家族に問いかけられたり、友だちとの関わりから、障がいをもつ子との間に自分で壁を作っていたこと、個性を見ようとせずに決めつけていたことなどに気付く。桃は「ピンク色」、ではないということも気づかせてくれる』というお話でした。
子どもたちは、「障がいがあっても、差別してはいけない。一人一人個性があり、それぞれ違うことがわかった。」「人に対して、壁を作り、決めつけて見てはいけない。みんな同じ人間だと思った。」など、感想を発表していました。
今日の学びを今後の生活の中で生かしてくれくれると思います。