2013年4月24日水曜日

校舎内外のすてきな場所シリーズ(第7回)

今回は、太陽光発電システムを表示したパネルの紹介です。職員玄関から校舎に入ると正面に見えます。学校全体の消費電力とソーラパネルによる太陽光発電力が表示されます。消費電力が発電電力を上回ると電気を買う(買電)ことになり、その方向が赤の矢印で表示されます。今日は雨。この瞬間は、発電電力は2kw、消費電力は12kwで10kwの電気を買っているということを示しています。
この状態である部屋の照明を切ってみました。すると消費電力が12kwから10kwとなり、結果的に2kw、買う電気(買電)が減りました。部屋の電気をつけたままで部屋を離れることがあることを反省。これからこまめに消灯に心がけようと思いました。
ちなみに以前に晴れた日の状況を写真に撮ってあったので掲載します。数字は見えにくいですが、発電電力が18kw、消費電力が16kwで差し引き2kwの余剰電力があり、2kwを電力会社に売っている(売電)状況を示しています。売電しているようすが緑色の矢印で表示されています。
 
この表示パネルは目につくのですが、実際のソーラパネルがどこにあるのか知らなかったので気になって調べてみました。校舎の正面の屋根にはありません。でもよく考えてみれば、佐分利小学校は正面が北向きです。多く発電しようと思ったら、当然ソーラパネルは南側にあるはずです。学校の裏(南側)に回ってみました。ありました。体育館の上に大きなソーラパネルが!
身近なところからエネルギー教育や環境教育ができるちょっとした工夫がなされているこの学校はとてもすてきです。