2014年1月17日金曜日

今年最初の読み聞かせ(1年生)

今日は、今年最初の”読み聞かせ”の日です。田中先生にお越しいただき、今日は1年生の教室で「いなばのしろうさぎ」のお話を聞かせていただきました。子どもたちは先生が教室に入ってくると自然にいすを持って先生の周りを囲みます。子どもたちは、お話が始まると食い入るように身を乗り出して聞き入っていました。
子どもたちと一緒にお話を聞いていて「いなばのしろうさぎ」のストーリーは全く覚えていなかったのですが、ワニが並んでいる絵やガマの穂の絵を見たとたん、遠い記憶が時空を超えて甦ってくる不思議な感覚に襲われました。田中先生がお持ちいただいた本のガマの穂の絵ではなく子どもの頃見た絵本のガマの穂の画像が鮮明に思い出されました。
その絵を見ている子どもの頃の自分、見たことのないガマの穂の形の美しさと本物のガマの植物を見たいと思ったことなど、とっくに忘れていたはずの記憶があふれ出して来ます。あらためて絵本や物語を読み聞かせることの大切さを痛感しました。人は、心が動いた体験の積み重ねの上に創られていく。子どもたちには、できれば、楽しい、美しい、うれしい体験を積み重ねる中で育っていって欲しいと思いました。